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あちぃあちぃ。
激烈にあちぃ。
晩夏の暑さはおっさんの体を容赦なくいたぶる。しかも、ここ宇都宮は内陸のせいか、こころなし熱風が吹いてくるようだ。
もしかして、もしかすると、もしかすれば、餃子を焼く分、町が暑くなっているのではないか。まさに、ヒート餃子現象。
焼いて蒸して、まるで鉄板の底。
だが、餃子の気持ちはわからない。いや、分かりたくもない。
噂には聞いていたが、宇都宮駅前にこんなに餃子屋が軒を連ねているとは。
まさに「ギョーザ」、「ギョーザ」、「ギョーザ」!ついでにもう一丁「ギョーザ」。
餃子の嵐といった風情。しかも専門店ばかりだ。
昔の女は「餃子なら100個は軽い」と豪語した。
高校時代の友人は八千代台の中華料理屋「珍来」に行くと、決まってラーメンの他に餃子を頼んだ。
また、自宅で食べる餃子について、しばしば友人たちと「ウチは母さんがあんから作る」などと激論した。
そんな中にあっても、わたしの餃子に関するスタンスは変わらなかった。
基本的にわたしは餃子を好物としていないのだ。
だから、宇都宮駅に降り立ち、餃子の看板に身を委ねても、それほど心躍らなかったのである。
だが、蒸し暑い宇都宮で仕事をして、駅に着いた瞬間、気持ちは急変した。いや、厳密に言えば、餃子屋の店先に飾られている「アサヒスーパードライ樽生」の幟に反応した。
「シャッキーン」と音がしたような気がする。
見てはいけないものを見た気もする。
時刻は17時ちょっと前。帰りの新幹線は17時38分。
ニュートラルだったギアはいきなりトップに入った。
店を探している暇はもはやない。眼前の「スーパードライ樽生」の店に入るしかない。
「夢餃子」、店の名前は平凡だが、仕方ない。
とにかく時間がないんだ。
店内は一見安い中華料理屋風だが、冷房が心地よい。
これだけでも、入店した甲斐がある。
だが、ここで気を緩めてはいけない。熱く火照った体をクーラーで冷やす前に、カキィーンと冷えた「スーパードライ樽生」でクールダウンしなければならないからだ。
カウンター席に着き、品書きを覗くと手ごろなものがすぐに見つかった。
文字通り「お手ごろセット」。
生ビールと餃子5コのセットメニュー(650円)だ。
それぞれ単品で頼むより70円安い。
早速頼むと、速攻で「スーパードライ樽生」がジョッキで運ばれてきた。
失敗した。ビールは餃子と一緒に持ってきて貰えばよかった。
まぁ、仕方ない。
時計に目をやる。17時02分。
わたしの就業時間は終わった。
それっ!とジョッキに手をかざし、一気にそれを口元へ傾けた。
グビグビ!
そんな音は全くしないが、イメージはまさにグビグビ!
いやはや、うましっ!
そして、ジョッキにはもう半分ほどしか黄金色が残っていない。
それから数分後、待望の「餃子」が運ばれてきた。
パリっと狐色になった餃子はみるからにほかほか。
やや張り付いたおこげが更に食欲を掻き立てる。
元来、わたしは餃子といえば酢と醤油でタレを作るが、今回はお店の人のアドバイスに よって同店の特製タレを使ってみることにした。
さっそく餃子にかぶりつく。
うめぇ。マジで。
お腹が減っているせいか、それとも、この店の餃子がとびきりうまいのか、無心に餃子をほお張り、ビールをあおる。
すぐさま、ジョッキが空になった。
もう一杯、生をお代わり。
んぐんぐ!そんな音は本当はでないが、とにかく体の中からクールダウンした。
餃子を食べて、ビールを飲む。まさにその繰り返し。
餃 子がおかずで主食はビール。そんなイメージ。
僅か20分の至福な時間は瞬く間に過ぎていく。
さて、そろそろ行かねば。
餃子を土産に、新幹線のホームへ。
無事、「やまびこ」号の自由席を確保して、腰掛けると窓側席の先客がこっちを振り向いた。そのときは気づかなかったが、ウチに帰るなり、妻に指摘された。
「相当、にんにく臭いよ」。
もしかすると、新幹線の2号車内はにんにく臭で満たされていたのかもね。
激烈にあちぃ。
晩夏の暑さはおっさんの体を容赦なくいたぶる。しかも、ここ宇都宮は内陸のせいか、こころなし熱風が吹いてくるようだ。
もしかして、もしかすると、もしかすれば、餃子を焼く分、町が暑くなっているのではないか。まさに、ヒート餃子現象。
焼いて蒸して、まるで鉄板の底。
だが、餃子の気持ちはわからない。いや、分かりたくもない。
噂には聞いていたが、宇都宮駅前にこんなに餃子屋が軒を連ねているとは。
まさに「ギョーザ」、「ギョーザ」、「ギョーザ」!ついでにもう一丁「ギョーザ」。
餃子の嵐といった風情。しかも専門店ばかりだ。
昔の女は「餃子なら100個は軽い」と豪語した。
高校時代の友人は八千代台の中華料理屋「珍来」に行くと、決まってラーメンの他に餃子を頼んだ。
また、自宅で食べる餃子について、しばしば友人たちと「ウチは母さんがあんから作る」などと激論した。
そんな中にあっても、わたしの餃子に関するスタンスは変わらなかった。
基本的にわたしは餃子を好物としていないのだ。
だから、宇都宮駅に降り立ち、餃子の看板に身を委ねても、それほど心躍らなかったのである。
だが、蒸し暑い宇都宮で仕事をして、駅に着いた瞬間、気持ちは急変した。いや、厳密に言えば、餃子屋の店先に飾られている「アサヒスーパードライ樽生」の幟に反応した。
「シャッキーン」と音がしたような気がする。
見てはいけないものを見た気もする。
時刻は17時ちょっと前。帰りの新幹線は17時38分。
ニュートラルだったギアはいきなりトップに入った。
店を探している暇はもはやない。眼前の「スーパードライ樽生」の店に入るしかない。
「夢餃子」、店の名前は平凡だが、仕方ない。
とにかく時間がないんだ。
店内は一見安い中華料理屋風だが、冷房が心地よい。
これだけでも、入店した甲斐がある。
だが、ここで気を緩めてはいけない。熱く火照った体をクーラーで冷やす前に、カキィーンと冷えた「スーパードライ樽生」でクールダウンしなければならないからだ。
カウンター席に着き、品書きを覗くと手ごろなものがすぐに見つかった。
文字通り「お手ごろセット」。
生ビールと餃子5コのセットメニュー(650円)だ。
それぞれ単品で頼むより70円安い。
早速頼むと、速攻で「スーパードライ樽生」がジョッキで運ばれてきた。
失敗した。ビールは餃子と一緒に持ってきて貰えばよかった。
まぁ、仕方ない。
時計に目をやる。17時02分。
わたしの就業時間は終わった。
それっ!とジョッキに手をかざし、一気にそれを口元へ傾けた。
グビグビ!
そんな音は全くしないが、イメージはまさにグビグビ!
いやはや、うましっ!
そして、ジョッキにはもう半分ほどしか黄金色が残っていない。
それから数分後、待望の「餃子」が運ばれてきた。
パリっと狐色になった餃子はみるからにほかほか。
やや張り付いたおこげが更に食欲を掻き立てる。
元来、わたしは餃子といえば酢と醤油でタレを作るが、今回はお店の人のアドバイスに よって同店の特製タレを使ってみることにした。
さっそく餃子にかぶりつく。
うめぇ。マジで。
お腹が減っているせいか、それとも、この店の餃子がとびきりうまいのか、無心に餃子をほお張り、ビールをあおる。
すぐさま、ジョッキが空になった。
もう一杯、生をお代わり。
んぐんぐ!そんな音は本当はでないが、とにかく体の中からクールダウンした。
餃子を食べて、ビールを飲む。まさにその繰り返し。
餃 子がおかずで主食はビール。そんなイメージ。
僅か20分の至福な時間は瞬く間に過ぎていく。
さて、そろそろ行かねば。
餃子を土産に、新幹線のホームへ。
無事、「やまびこ」号の自由席を確保して、腰掛けると窓側席の先客がこっちを振り向いた。そのときは気づかなかったが、ウチに帰るなり、妻に指摘された。
「相当、にんにく臭いよ」。
もしかすると、新幹線の2号車内はにんにく臭で満たされていたのかもね。
あれ、でも中国でスイチャオ(水餃子)は食べてたじゃないの。スイチャオは好きで焼き餃子があまり好きじゃないの?
ちなみに宇都宮餃子は昔良く、飛んで遠くに行く時に「んじゃあ、宇都宮行って餃子食って待ってるから。」って言うのがはやってた。筑波山近辺から飛んでたから確か40キロほどで宇都宮なんだよね。
そういえば、宇都宮に降りたある人を迎えに行った時に、餃子ごちになったことあるよ。
なお、あそこ一杯店あるんだけど、ヒット叩き出す店は残念ながら結構少ないんだよね。師の行った店はうまくて良かったね。
それにしても最近綱渡りのようなお店探方だな。世界の車窓からの如く3分の番組になりそうな短期決戦、座って飲んでも立ち飲み屋タイムって感じだな師よ。
まさにそんな感じですよね。
擬態語とはうまくいったもんです。
宇都宮の駅前の「みんみん」ってところに行ったことがあるんですが
地元宇都宮人に言わせれば
もっと美味しいところがあるんだ!!
って言ってました。
もっと、餃子の食べ方でご意見が出るのかと思いました。例えば「俺はラー油たっぷりだよ」とか、「醤油オンリーだわ」とか。多分、餃子の食べ方も、それぞれ十\人十\色なのでは、と期待してました。
さて、怪鳥!「うめぇ。マジで」って普通じゃん。高校生なら「やばいよ。マジで」じゃない?しかし、熱燗て、何のこと?
ふらいんぐふりーまん師よ。たしかに水餃は好きだね。泉州で食べた水餃は忘れられないよ。師ともどっかで食べたっけ?餃子が好物じゃないのって、そんなに珍しいかな?
今のところ、2日間お酒飲んでいません。皆様はいかがですか?
「飲酒運転撲滅」の機運が高まっています。お酒を書き込む当ブログとしても、何かできればいいのですが、皆様は「飲酒運転」、或いは「飲酒運転への報道」に対してどのように思われていますか?
しかし、最近「飲酒運転殺人」などが多いね。マスコミが特にピックアップして報道しているのかもしれないけど、今も昔も、飲酒運転で他の人を巻き込むのはどう考えても言語道断。(だからって単独で事故っても結局たくさんの方々に迷惑をかけるんだけど。)
ってなるとやっぱり飲んだら乗らないようにするしかない訳で。
あと最近、他の人に対しての感覚が希薄になってきているような気がするかも。
もし、ハムラビ法典のようにしなければ自分が犯したもしくは犯すであろう罪について考えることができないような感じになっているのなら、かなりひどい状況だと思うなあ。
交通事故を起こして人をあやめてしまうことは「飲酒」でも「スピード」でも同じこと。「飲酒」ばかりが、クローズアップされるのには違和感があるねぇ。
もっとも、重大な事件が福岡で起きたのだから、それに対する社会的な考えはここできちんとしておかなくては、また同じ悲劇が繰り返されるだろうし。
もし、ウチの子供が同じような事故で命を落とすことになったら、果たして自分はどうするか。ちょっと考えられないなぁ。