去り行く街のラーメン屋ランキングを独断と偏見でつけるこのコーナー。
前回は3年間勤務した神田の町で40数件行ったラーメン屋をランキングした。
今回は、8年間暮らした浦安のラーメン屋を選んでみたい。
まず、浦安には20歳の頃から4年間と32歳からの4年間の計8年間暮らしたことは既に記した。20歳のときに過ごした富士見の近所にラーメン屋はそれほど多くはなかった。ましてや、今のようなラーメンブームでもなかったから、味わいのラーメン屋というのもほとんどない状態だった。それでも、足繁くラーメン屋には通ったと思う。
当時、一番おいしかったのは行徳バイパス沿い、当代島の「大将ラーメン」だ。
ここで、バターをベースにしたスープの「北国ラーメン」を月に数回食べるのが楽しみだった。とにかく、断トツにうまかった。やや太めの麺にキャベツがたくさん入ったそれは他店にはない味だった。
だが、この店はもうすでにない。現在のampmの隣くらいに店があったように記憶している。
あとの店はほとんど記憶に残っていない。
東海大浦安高校近く、「ラーメンいろは」は、当時練習場があったジェフユナイテッド市原の選手のサインがたくさん飾ってあった。肝心のラーメンの味は記憶にない。この店もいつのまにか、なくなっていた。
しかし、この店の前にある「ラーメンショップ」は今も健在だ。おじちゃんとおばちゃんで切り盛りしているのも昔と変わらない。このおばちゃんは事あるごとに、「悪いね」という言葉を発する。食べ終わって、丼をカウンターの上に返したり、お勘定してもらうと、独特の口調で「悪いね」と言った。これにちなみ、旧友のマルキンとの間でこの店を「悪いねラーメン」と名づけて頻繁に通った。
あとの店は目くそ鼻くそ。大三角線沿いの「くるまやラーメン」はディズニーランド帰りのファミリー客を拾って商売していた。その図式は今も変わらないようだ。
さて、現在の浦安で最も通ったラーメン屋はやなぎ通り沿いの「○バ」(マルバ)だろう。現在の浦安本町では最もうまい。赤皿は白濁豚骨、黒皿は豚骨醤油。どちらもかなりいけてる。海苔や葱、チャーシューに卵などトッピングを全部加える「バカのせ」を頼むには少し勇気が必要だ。さすがにラーメン1杯で1100円は厳しい。
第二位は西友裏手、北栄にある「矢沢」だ。
じっくり煮込んだ魚ダシは1日100食の限定品。だから、昼頃になると多くの客が並ぶ。店はカウンター席のみ。6人も入れば満員になる小さな店だが、ラーメンはじっくり丁寧に作られている。しかし、いかんせん量が少ない。
第3位は浦安駅前、居酒屋「まねき屋」の下。物置を改良して作ったような店が「4畳半生粋」だ。
この店もとにかく、狭い。面積のさることながら、天井も低い。だが、店主も目いっぱいの知恵を絞って店の空間作りを行っている。だから、行く度に店が変わり、少しずつ、豪華になっていく。
スープは魚介系の白濁系。麺はやや細だ。この店のいいところは、オリジナルのブレンド焼酎がメニューにあるところ。この、スープに焼酎がけっこうあう。店でお会いしたことはないが、「どんどこどん」のグっさんがよく訪れたという。
第四位は南行徳公園前に店を構える「えじそん」(市川市)。
スーパープレミアムモルツとともに味わった「しょうゆラーメン」は非常にうまかった。ただ、メニューがやたらと多く、どのラーメンで勝負するのかが伝わりづらい。インパクトに欠けるのは否めない。
第五位は、東海面公園近く、塩浜体育館近くの名もないラーメン屋(市川市)。とにかく、トラックの運転手でいつも賑わっている。近所の常連たちも多くいて、レモンサワーを片手につまみをつついている。
麺は自前で打つ仕事振りにまず脱帽。この麺が実にコシがあってうまい。スープは透明な醤油ラーメンだが、微妙に背脂があって、決して淡白ではない。そして、驚くことなかれ、値段は一杯250円。そのラーメンは決して手抜きのラーメンなどではなく、店の企業努力が垣間見られる。
さて、この他にも紹介したいラーメン屋がいっぱいあるのだが、この辺にしておこうと思う。あっ、蛇足だが、西友の中にテナントで入っている「糸ぐるま」の坦々麺も自らゴマをすって食す醍醐味はなかなか爽快だ。
ちなみに、浦安といっても、あくまでも本町周辺の店を対象とした。新浦安や舞浜は浦安であって浦安ではない。
それはオールドデリーのチャンドニチョウクとニューデリーのコンノートプレイスのように似て非なるものだ。
「マリナーゼ」の方々には、「青べか物語」(山本周五郎=新潮文庫)の世界は分かるまい。
前回は3年間勤務した神田の町で40数件行ったラーメン屋をランキングした。
今回は、8年間暮らした浦安のラーメン屋を選んでみたい。
まず、浦安には20歳の頃から4年間と32歳からの4年間の計8年間暮らしたことは既に記した。20歳のときに過ごした富士見の近所にラーメン屋はそれほど多くはなかった。ましてや、今のようなラーメンブームでもなかったから、味わいのラーメン屋というのもほとんどない状態だった。それでも、足繁くラーメン屋には通ったと思う。
当時、一番おいしかったのは行徳バイパス沿い、当代島の「大将ラーメン」だ。
ここで、バターをベースにしたスープの「北国ラーメン」を月に数回食べるのが楽しみだった。とにかく、断トツにうまかった。やや太めの麺にキャベツがたくさん入ったそれは他店にはない味だった。
だが、この店はもうすでにない。現在のampmの隣くらいに店があったように記憶している。
あとの店はほとんど記憶に残っていない。
東海大浦安高校近く、「ラーメンいろは」は、当時練習場があったジェフユナイテッド市原の選手のサインがたくさん飾ってあった。肝心のラーメンの味は記憶にない。この店もいつのまにか、なくなっていた。
しかし、この店の前にある「ラーメンショップ」は今も健在だ。おじちゃんとおばちゃんで切り盛りしているのも昔と変わらない。このおばちゃんは事あるごとに、「悪いね」という言葉を発する。食べ終わって、丼をカウンターの上に返したり、お勘定してもらうと、独特の口調で「悪いね」と言った。これにちなみ、旧友のマルキンとの間でこの店を「悪いねラーメン」と名づけて頻繁に通った。
あとの店は目くそ鼻くそ。大三角線沿いの「くるまやラーメン」はディズニーランド帰りのファミリー客を拾って商売していた。その図式は今も変わらないようだ。
さて、現在の浦安で最も通ったラーメン屋はやなぎ通り沿いの「○バ」(マルバ)だろう。現在の浦安本町では最もうまい。赤皿は白濁豚骨、黒皿は豚骨醤油。どちらもかなりいけてる。海苔や葱、チャーシューに卵などトッピングを全部加える「バカのせ」を頼むには少し勇気が必要だ。さすがにラーメン1杯で1100円は厳しい。
第二位は西友裏手、北栄にある「矢沢」だ。
じっくり煮込んだ魚ダシは1日100食の限定品。だから、昼頃になると多くの客が並ぶ。店はカウンター席のみ。6人も入れば満員になる小さな店だが、ラーメンはじっくり丁寧に作られている。しかし、いかんせん量が少ない。
第3位は浦安駅前、居酒屋「まねき屋」の下。物置を改良して作ったような店が「4畳半生粋」だ。
この店もとにかく、狭い。面積のさることながら、天井も低い。だが、店主も目いっぱいの知恵を絞って店の空間作りを行っている。だから、行く度に店が変わり、少しずつ、豪華になっていく。
スープは魚介系の白濁系。麺はやや細だ。この店のいいところは、オリジナルのブレンド焼酎がメニューにあるところ。この、スープに焼酎がけっこうあう。店でお会いしたことはないが、「どんどこどん」のグっさんがよく訪れたという。
第四位は南行徳公園前に店を構える「えじそん」(市川市)。
スーパープレミアムモルツとともに味わった「しょうゆラーメン」は非常にうまかった。ただ、メニューがやたらと多く、どのラーメンで勝負するのかが伝わりづらい。インパクトに欠けるのは否めない。
第五位は、東海面公園近く、塩浜体育館近くの名もないラーメン屋(市川市)。とにかく、トラックの運転手でいつも賑わっている。近所の常連たちも多くいて、レモンサワーを片手につまみをつついている。
麺は自前で打つ仕事振りにまず脱帽。この麺が実にコシがあってうまい。スープは透明な醤油ラーメンだが、微妙に背脂があって、決して淡白ではない。そして、驚くことなかれ、値段は一杯250円。そのラーメンは決して手抜きのラーメンなどではなく、店の企業努力が垣間見られる。
さて、この他にも紹介したいラーメン屋がいっぱいあるのだが、この辺にしておこうと思う。あっ、蛇足だが、西友の中にテナントで入っている「糸ぐるま」の坦々麺も自らゴマをすって食す醍醐味はなかなか爽快だ。
ちなみに、浦安といっても、あくまでも本町周辺の店を対象とした。新浦安や舞浜は浦安であって浦安ではない。
それはオールドデリーのチャンドニチョウクとニューデリーのコンノートプレイスのように似て非なるものだ。
「マリナーゼ」の方々には、「青べか物語」(山本周五郎=新潮文庫)の世界は分かるまい。
しかし、ラーメンもなかなか難しいよね。個人によって大きく嗜好が違うんで、自分は好きでも大勢の口には合わず、残念ながら閉店ってこともたまにあるもんね。
ただ、奇をてらえばいいって物でもないところがまた面白い訳で。基礎に忠実な王道ラーメンはまた、万人に受けるということもあるよね。
でも、チェーン展開的なスープ大量生産型はどうかと・・・。そういえば今は、個人店でもスープベースを業者から購入しているところがあると聞いたことがある。まずいのは勘弁して欲しいがやはり店ごとの個性とオリジナリティーで勝負して欲しいところだね。
って書いてたらまた、うまいラーメンが食いたくなってきたかも。(笑)
何しに行ったんだ?まさか、ラーメン食べにだけで行くはずないから、何かあったか?
ラーメンは自分の好みのところで十分。
友人とラーメン屋の話題で盛り上がっていると、有名店しか話が出ず、「あそこまずいよ」とか2元論になるケースが多いよね。
貧乏自慢するバックパッカーと同じで、空しい気がするよ。
好きなラーメン屋はそれぞれ持っていたいものだね。
ところで、インドは決まったかい?
で、福知山で飲んでその後でラーメン食ったんだよ。そんなわざわざラーメン食いに遠くまでいくような人間じゃないことは師が一番良く知ってるじゃないか。(笑)
なお、食い物屋に関してはほんと大切なのは「自分が好きな味かどうか。」それに尽きるよね。必要以上にマスコミや情報に踊らされたりしたくないなあ。そういうのにはちょうちん紹介も多いし・・・。
さて、インドはいまだ決まってないよ。まさにインドさ加減爆発って感じ。正直言えば嫌な予感がしてきてる。(苦笑)
少しずつ、調整しているんだな。
インドは直前に決まったりするんじゃないか?
ところで、今ヴィザって必要なの?
しかし、嫌な予感って?
まさか、VIP待遇からバックパッカー待遇か?
さて、インドは師の予想通り、俺もメチャクチャ直前になると思う。(苦笑。んとにインドって奴は・・・。)で、ヴィザは相変わらずいるねえ。でも、今回向こうからの招待決定なら、多分インビテーションビザになる!!(当然ただ。)イヤッホー。
でも、実はパスポート切れかけだから更新して作らないといけないんだよ。めんどくさい・・・。
ちなみにVIP待遇がぽしゃったら今回のインド行きはなし。残念だけどね。