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偶然なのかよく分からないが、巣鴨を経由して出かける用事ができた。ちょっと前にばらけんさんが、巣鴨の「ほていちゃん」に行った感想を寄せてくれて、「行かねば」と思っていたところ。帰りは間違いなく、「ほていちゃん」だな。
地図を確認するまでもなく、大体の場所は予測がついてる。駅からそっちの方角に向かうと、「でかんしょ」に出た。驚くことに「でかんしょ」は営っていた。しかも、結構お客さんが入っているではないか。
その「でかんしょ」を通り過ぎて突き当たり。さて右か左か。右に行けば「晩杯屋」。さてどっちだろうと左手を見やると、なんだか賑やかな店が見えた。「ほていちゃん」の黒看板。なんだかいい感じ。これまた、「晩杯屋」は一本取られたり。
店内は右手が立ち飲みカウンター。左から奥が座飲み。初期の「ほていちゃん」は立ち飲みが中心だったが、黒看板になってからは座飲みの方がメインになった。とりわけ、八王子のお店はかなり広いスペースで卓席を設けていた。
時刻は16時前。カウンターには既におっさん4人がたたずみ、赤星を飲んでいる。やっぱ、「ほていちゃん」とくれば赤星だな。一本420円は、立ち飲みカウンターだけの特典だ。そして自分はやはり、「ホッピー」白(380円)から。
そしてたて続けに、「ポテトサラダ」(230円)をオーダーする。
店員4人は全て若い女性で、そのうち2人は異国の方と思われる。そういえば、船橋も渋谷も店員は女性だった。人件費を安価に抑えるためか、それとも男性客を釣るとともに女性客への安心感を感じさせるためか。その両方かもしれない。
ポテサラを食べ進める中、次の展開を考えた。ここはもう、「チューリップ」(320円)しかないな。まずはそれを3個で。それをオーダーした後に気が付いた。「ソーセージ」がサービスメニューになっているじゃないか。3本120円は安い。「チューリップ」が運ばれてくると同時に、「ソーセージ」をオーダー。これで眼前のカウンターは豪勢になった。
しばらくすると、一人の男が入店して立ち飲みカウンターにポジションした。中年の男で両隣の御仁に挨拶を配っている。なかなか調子のいい男だ。その男も赤星をオーダーし、しばらくすると「晩杯屋」と「ほていちゃん」の違いについて講釈をし始めた。自分の場所からはほとんど聞き取れなかったが、途切れ途切れに聞こえてくる。奴の隣にならなくて良かったと安堵した。
座飲みはほぼ満席だった。若い人もいるが、爺さんと婆さんもいた。中には爺さんとその娘、更にその娘といった三世代と思われる客もいた。もう、なんでもありだ。
「チューリップ」はうまいし、「ソーセージ」だって抜群にうまい。「ホッピー」はしっかり「ナカ」3杯で、お会計は1,400円台。理想だ。これこそ理想だ。
さて、お会計して〆でもいただくか。いざ荒川へ。
「ほていちゃん」が店舗毎にメニューが違うことをあまり意識してきませんでしたが、確かに違いますね。サービスのメニューもあり、これが店舗毎なのかは不明ですが、戦略は興味深いものがあります。今日、アメ横のお店の前を通りましたが、混雑していました。
定期券の圏外は二の足を踏みますね。今は自分は定期券を持っていないので、そのためだけに行くのに、ちょっと考えちゃったりします。
上野店は回転を良くする為か揚げ物焼き物が少ないし。
巣鴨は定期券のコースから外れてるのが残念。