2時間の飲み会が終わり、散会した。エレベーターに乗りこみ、1階に降りると、辺りは客引きと観光客と酔客が入り混じる激混み状態。7人のメンバーはそれぞれはぐれた。ちょっと歩くとI田部長とN新聞のO田部長と合流した。
「みんないないですね」。
そういいながら、周囲をうかがっていると、日本語のおぼつかない女子が客引きをしてきた。
「イラッシャイマセー」。
I田部長、それをきいて、「じゃあ入ろうか」と即決。3人でそのお店に入った。
「古家」。
韓国居酒屋らしい。
地下から店舗へ入った。店内は結構混んでいる。
席に座り、我々は「生ビール」をオーダーした。
しかし、アメ横にはいろんなお店がある。居酒屋も数えきれないほど。とりわけ、近年目立つのは中華系店舗の進出。アメ横の中華系率は極めて高くなっている。いや、ケバブ屋も多いし、このお店のように韓国系もある。日本人のお店はますます駆逐されていく。働いている娘も日本人じゃない。
いや、それでこそ東京だと思うし、そんな街が好きだ。だって、一部の人を除いて、みんな必死に生きている。
自分はLINEではぐれたメンバーにメッセージを送った。
「古家」という店で飲んでいる。
誰からも反応がなかった。
I田部長が仕事の話しをしていたが、ほとんど聞き取れず、自分は頷くだけだった。
飴屋が並んだというアメ横は今アジアの街並みに変わりつつある。
2杯の「生ビール」を飲んで、会合は本当に終了した。
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