
この店はかつて、会社の取締役会で参加したことがある。
ボクは取締役でもなんでもないけど、その日何故か呼ばれて、鮨をいただいた。
鮨の味はよく分からなかった。
そして今回。
鮨屋は居酒屋ではないけれど、居酒屋以上に魅力的なコンテンツを持っている。
刺身、珍味、卵。
これだけでもう十分じゃないか。
今回も小上がりに座った。
社長は握りをビールでつまんでいたが、ボクは「ばくだん」を頼んだ。
例の刺身の切れ端を納豆であえるという賄い料理。
わしわしと丼をかっこむ。おいしくないわけがない。
赤身、サーモン、はまちに納豆。色とりどりの刺身が酢飯と納豆にからむ。
たまんねーよ。
ボクはビールをやめて、酎ハイに。
だが、メニュー表にはフルーツ系のサワーしかない。
店の奥さんに「普通の酎ハイはないですか?何も入れないやつ」と尋ねると、ボクの言っていることを理解してくれない。
「プレーンの酎ハイですよ」と違う説明をすると、奥さんは「それはないですね」と自信満々。
「でも、焼酎と炭酸入れるだけでいいんですよ」とボクも引き下がらなかった。
すると、奥さんは「うち、プルーンはないんですよ」と言った。
「プルーン?」
ボクらは絶句した。
でも、プルーンの酎ハイがあったら、それはそれで売れるかもしれない。
お通じがよくなったりして。
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