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居酒屋さすらい 0426 - やっぱりジャンクが好きっ - 「旬鮮酒場 天狗」(港区浜松町)

2011-04-04 12:30:51 | 居酒屋さすらい ◆東京都内
貿易センタービルでの会合を終え、外に出た。
記者仲間と飲みにいく際の居酒屋は無難路線。だが、その無難路線も前回の「なつかしの居酒屋 つるや」はおもいっきり外した。
だから、今回は迷わず「天狗」である。
「天狗」と言えば、モンテローザと並ぶ居酒屋チェーンの王道、そして老舗。

だが、実はオレ、「天狗」が好きだったのである。
19歳の頃、よく行ったのが渋谷の道玄坂にあった「天狗」。けっこう広いお店で学生時分によく通った。
この店のメニューで好きだったのが「五目かた焼きそば」である。
家庭でも、給食でも食べたことがなかった「かた焼きそば」なる食べものにわたしは魅了された。

このほか、よく行った「天狗」の店舗は南行徳である。
さすがに20代も後半に入ると、ようやくほんまもんの酒場に目覚めつつあり、「天狗」への嫌悪感も感じたのだが、やっぱり店に入れば、そのメニューの多さに胸がワクワクしてくる。
そうやっぱり、わたしはジャンクフードが好きなんだ。
「天狗」のメニューをジャンクと言ってしまうのは、大変失礼なのだが、どちらかといえばやはりジャンクなのではないかと思うのである。

第二次ベビーブーマーであるわたしは、ジャンクで育ったと言っても言い過ぎではない。つまり団塊ジュニアとはジャンクの申し子である。
その血は既に己の体に染み付いているのである。だから、急にマクドナルドが食べたくなり、マックフライポテトでビールを飲んだり、チキンラーメンとビールという組み合わせを渇望したりするのである。

それでもって、浜松町の「天狗」でも「海老のタルタルソース」(294円)とか「明石たこのフリッター」(399円)だとか、「かりかりじゃこサラダ」(399円)、「鯖アボカド」(504円)とか、嬉々としてオーダーしてしまうのである。

こういうのって、「お煮しめ」や「ぬた」とかよりも断然おいしいときもあるし、それが我々の世代だと思っているから、チェーン居酒屋に行くことってちっとも恥じることなんかではないと思う。

でもね、生ビール504円ってちょっと高くないか?
サッポロ黒ラベル。ジョッキはやや大きめに見え、それなりの量が入っているのは分かる。でもね、これ多分ウチの嫁さん、全部飲めないと思う。

生ビールを2杯お代わりして、「野菜の王様ハイ」(483円)っていうのを飲んでみた。
緑色のちょっと甘い奴。
イメージとしては、「串八珍」の「ラーク杯」みたいな。
詳しくは分からないけれど、この「野菜の王様ハイ」は悪くない。
しかし、やはり値段がちょっと高い。
チューハイ類が約500円って!
これって、気がついたら、お会計が1万円を超える!ってパターンだろ。
だって、ビール2杯とチューハイ2杯で2,000円だよ。
必ずしも安くない居酒屋チェーンなのであった。

それでも、やっぱ居酒屋チェーンは憎めない。
だって、やっぱりジャンクが好きだから!
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2 コメント

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天狗がんばって!!! (ティコティコ)
2011-04-05 11:20:40
天狗好きでした、おいしい日本酒とワイン

20年以上前内装がオシャレな銀座のコリドー街店や下町北千住店に行きました。

その頃のチェーン店はおいしいワインが置いて無くてボジョレーやシャブリのワインを安く飲みながら簡単なつまみを食べられる店でした。

その後上野店などではフォアグラなどのメニューを実験的に取り入れたりと・・・
なかなか楽しみにしていたのですが、段々個性のない普通の居酒屋になってきたようで・・・

先端を行くシャンパン居酒屋とか安く地酒の純米大吟醸を飲ませる店とか・・・

他店の追従を許さない酒場として、

天狗にはがんばって頂きたいものです。
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チェーン店 (熊猫刑事)
2011-04-05 18:16:45
震災後の復興期にあり、居酒屋経営はますます冷え込んでいるようです。
チェーン展開するお店も苦境にあるようです。

本物の店だけが生き残るという時代だと思います。

初心忘れるべからず。全ての居酒屋に原点を見つめ直して頂きたいです。

生意気言って、すみません。
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