さだまさしさんのハミングが聴こえてきそうな景色だった。今年も雪まつりには来れなかったが、ある意味、この風景も雪まつりである。
北海道大学。
ベンチに腰掛けて、「サンドリア」のサンドイッチをいただこうかと思い、北大に来てみた。けれど、ベンチなどどこにもなかった。
歩いてみた。
木の枝から雪が落ちて、舞い上がる細かい雪の粉が陽光に反射してキラキラ輝く。
雪の道を若い男女が歩くのを見た時、さだのハミングは「最初から今まで」に変わる。あの切ないピアノの前奏が頭を駆け巡る。
しばらく行くと、クラーク博士の胸像があり、更にその対面に石碑があったが、ツアーの集団と思しき人らが碑の由来をきいていた。
少し行くとワイン研究センターという建物が見え、また脳内の曲が変わった。
〽︎北風小僧がささやいた
切ない歌からハートフルな曲へ。
それに合わせてお腹も減った。
ひと気のないところを見計らい、雪の上にしゃがみ、リュックからサンドイッチを取り出した。
具沢山でサンドイッチがパンパンじゃないか。パンだけに。
ちと、かっこ悪いけど、ここで昼飯にしようか。
「サンドリア」のサンドイッチを頬張る。
なまらうまい!
パンもうまいし、何より野菜が新鮮だ。
サンドイッチを食べて、来た道を引き返す。帰りは正門から出ようと道を直進すると、「大志を抱いて」という石碑を見つけた。
クラーク博士のあの言葉だなと思ったが、ちょっとニュアンスが違う。どちらかといえば、博士へのアンサーコールのようにも聞こえる。近くの説明板を読んだが、石碑の石の説明に終始していた。この碑はかんらん岩といわれる石で彫られているようだ。この岩は本来、地球の内部マントル付近にあるものだという。日高山脈のアポイ岳は地質の変化から、地球内部から押し出されてできた山で、かんらん岩が露出する珍しいケースとのこと。
「大志を抱いて」。
北の大地の発展は今更いうまでもない。またここで収穫される収穫物はブランドともなった。博士は「大志を抱け」という言葉を札幌農学校の第1期生に贈り、その言葉を胸に青年は農業で土地を切り拓いた。博士がまいたのは作物の種だけではなかった。
北海道でいただく食べ物や酒は、博士の子どもたち。
「サンドリア」もまさにその一つ。
おはようございます。
東京も一昨日、今日と雪が降りました。今朝はもう雨に変わり、雪はすっかり溶けてしまいました。
「サンドリア」にはちょっとした感動を覚えました。しかも本店は24時間営業。
どんだけ需要あるのかと。
3度に1度は食べたいです。
7-11などのコンビニのサンドイッチは塩が効きすぎてます。
北大キャンパス、本当にいいですね。
駅近にあるのが素晴らしい。
サンドリアのサンドイッチ、僕も一昨日自販機の前を通ったらたまごサンドと甘いのだけ残っていたので、たまごサンドを購入して食べてみました。
しばらくいただいていなかったので、こんなに美味かったっけ?と思うくらい美味かったです。パンもフカフカで、昨今話題の7-11と全く違って具もたっぷりで(笑)。
北大のキャンパスはいいですよね、特に秋と冬が好きです。