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尾崎豊の誕生日に、「居酒屋さすらひ」は1965回目を迎えた。1965年は尾崎の生まれた年である。狙った訳ではなく、純粋な偶然なのだが、その確率365分の1。ちょっと怖い。
さて、「餃子の王将」を出て、S原社長とMオ君は帰宅の途に着いた。自分はビール2杯と餃子で腹と気持ちが落ち着く訳はない。
S原社長には、「買い物して帰る」と言って、駅の改札で別れた。さぁせっかく西口に来たのだから、「晩杯屋」にでも行くか。久しぶりに。
「晩杯屋」自体は11ヶ月ぶり。鶴見のお店は初めてだ。店内に入ると、かなり混んでいた。コロナはもう第八波に差し掛かったが、もうお構いなしって感じ。
カウンターにポジションして、「ゴールデンチュウハイ」をオーダーした。
メニューも何も見ないで頼んだが、何を食べようかなとメニューを眺めた時、「ゴールデンチュウハイ」の値段が目にとまった。なんと、「ゴールデンチュウハイ」が290円になっていた。11ヶ月前の十条店は確か、値上げしてなかったと思うが、この一年で40円も上がったか。値上げ率16%。辛うじて200円台をキープ。
しかし、たかが40円ではない。値上げ率を考えたら空恐ろしいこと。だって、世の中のサラリーマンの給料って16%も上がるかな。上がらないでしょ。この値上げは法外だよ。
おつまみはまず、「マカサラ」(150円)と「アジフライ」(130円)をオーダーした。「マカサラ」は20円の値上げか。
相変わらず、ワイルドにブラックペッパーがまぶされているが、味はいい。一方の「アジフライ」も身がふっくらしていてうまい。こちらは値段は据え置きか。
一通り食べていて気がついたことなある。カウンターのテーブル部分が小さいのだ。奥行きが短いので、酒と一品置いたら、手一杯になるのだ。カウンターテーブルの狭さは使い勝手が難儀だった。箸を置くのに気を使うため。手元が慎重になり、指先が覚束なくなるのだ。自分の右隣の人は箸を落とした。自分は大丈夫だろうと油断したのか、その10分後、自分も落とした。これ、カウンターの小ささと無関係ではないような気がする。
自分の背後にいるテーブル立ちの2人組サラリーマンがうざかった。声が大きいのである。見てくれは30代っぽいが、声は親爺臭い。そんなに大きな声で話さなくて聞こえるだろって言いたかった。
「ゴールデンチュウハイ」をおかわりして、久しぶりに、「チーカリ」も頼んでみた。値段は190円。40円の値上げ。こちらも辛うじて100円台をキープ。もし、「チーカリ」が200円台に突入していれば、一気に「晩杯屋」の中で高級つまみの一員になるところだった。秋刀魚が大衆魚から高級魚になったように。値段は上がっても「チーカリ」の味は変わらない。
後ろの2人組が更に騒がしさが増している。明日は大切な出張だ。今夜はもう帰ろうか。
久しぶりの「晩杯屋」だったが、ワクワク感はなかった。でも、この店舗は繁盛していた。世間的にはまだまだ安価な立ち飲みチェーンで名が通っているようだ。
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