「BBB」

BASEBALL馬鹿 BLOG

居酒屋さすらい 1965 - 値上げで音をあげる - 「晩杯屋 鶴見店」(横浜市鶴見区豊岡町)

2022-11-29 22:39:09 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

尾崎豊の誕生日に、「居酒屋さすらひ」は1965回目を迎えた。1965年は尾崎の生まれた年である。狙った訳ではなく、純粋な偶然なのだが、その確率365分の1。ちょっと怖い。

さて、「餃子の王将」を出て、S原社長とMオ君は帰宅の途に着いた。自分はビール2杯と餃子で腹と気持ちが落ち着く訳はない。

S原社長には、「買い物して帰る」と言って、駅の改札で別れた。さぁせっかく西口に来たのだから、「晩杯屋」にでも行くか。久しぶりに。

「晩杯屋」自体は11ヶ月ぶり。鶴見のお店は初めてだ。店内に入ると、かなり混んでいた。コロナはもう第八波に差し掛かったが、もうお構いなしって感じ。

カウンターにポジションして、「ゴールデンチュウハイ」をオーダーした。

メニューも何も見ないで頼んだが、何を食べようかなとメニューを眺めた時、「ゴールデンチュウハイ」の値段が目にとまった。なんと、「ゴールデンチュウハイ」が290円になっていた。11ヶ月前の十条店は確か、値上げしてなかったと思うが、この一年で40円も上がったか。値上げ率16%。辛うじて200円台をキープ。

しかし、たかが40円ではない。値上げ率を考えたら空恐ろしいこと。だって、世の中のサラリーマンの給料って16%も上がるかな。上がらないでしょ。この値上げは法外だよ。

おつまみはまず、「マカサラ」(150円)と「アジフライ」(130円)をオーダーした。「マカサラ」は20円の値上げか。

相変わらず、ワイルドにブラックペッパーがまぶされているが、味はいい。一方の「アジフライ」も身がふっくらしていてうまい。こちらは値段は据え置きか。

一通り食べていて気がついたことなある。カウンターのテーブル部分が小さいのだ。奥行きが短いので、酒と一品置いたら、手一杯になるのだ。カウンターテーブルの狭さは使い勝手が難儀だった。箸を置くのに気を使うため。手元が慎重になり、指先が覚束なくなるのだ。自分の右隣の人は箸を落とした。自分は大丈夫だろうと油断したのか、その10分後、自分も落とした。これ、カウンターの小ささと無関係ではないような気がする。

自分の背後にいるテーブル立ちの2人組サラリーマンがうざかった。声が大きいのである。見てくれは30代っぽいが、声は親爺臭い。そんなに大きな声で話さなくて聞こえるだろって言いたかった。

「ゴールデンチュウハイ」をおかわりして、久しぶりに、「チーカリ」も頼んでみた。値段は190円。40円の値上げ。こちらも辛うじて100円台をキープ。もし、「チーカリ」が200円台に突入していれば、一気に「晩杯屋」の中で高級つまみの一員になるところだった。秋刀魚が大衆魚から高級魚になったように。値段は上がっても「チーカリ」の味は変わらない。

後ろの2人組が更に騒がしさが増している。明日は大切な出張だ。今夜はもう帰ろうか。

久しぶりの「晩杯屋」だったが、ワクワク感はなかった。でも、この店舗は繁盛していた。世間的にはまだまだ安価な立ち飲みチェーンで名が通っているようだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中華さすらひ 148 - 賊子の飛... | トップ | 居酒屋さすらい 1966 - あん... »

コメントを投稿