お風呂さすらい144 - ジェットと湯煙とサウナ - 「新千歳空港温泉」（千歳市美々）

新千歳空港に着いて、わき目も振らず4階へ直行した。

カルビーがやたらと「じゃがポックル」を宣伝しているが無視。ヒルトンホテルの営業がハワイのコンドミニアムを買わないかと近寄ってくるが無視。3連休初日、リーマン風の男は温泉へまっしぐら。

4階に着くとそこに立ちはだかる厳重な扉。

なかなかやるじゃねーか、「新千歳空港温泉」。

玄関には、やや混んでいるとあったが、施設内に入ると人はほとんどいなかった。フロントの女性は中華系で、中国人観光客対応できるスタッフを置いているということは？　とちょっとげんなりしかけた。いや、中国人を嫌っている訳ではないが、よく見かける行儀の悪い中華系は本当にウザい。

靴を人質にとられ、ロッカーの鍵をもらう。バスタオルをもらって浴室へ。浴場内は結構混んでるかと思ったが、それほどでもなかった。懸念していた中国人もいない。HOT一安心。　

カランはゆったりスペースをとってるし、結構いい感じのお風呂。ほぅ、サウナあるじゃないか。2,600円は伊達じゃない。

体を洗って、まずはジェットバスへ。

お湯は無色で、とくにヌルヌル感はなし。勢いよく噴射されているジェットを痛めた左側の腰に当てると激痛が走る。思わず顔が歪む。これ、結構な重症かも。

しばらくジェットで患部をほぐしてから、露天風呂へ。この「新千歳空港温泉」の醍醐味は露天だと思う。外気の気温が低いから、湯煙がたちのぼり、風情を強める。地上4回だが、ほとんど景色は見えないが、青い空が美しい。

そこでゆったりくつろぐ。

あぁ、たまんねー。

露天とジェットを往復、時々サウナを挟み、お風呂を堪能した。少しずつ腰の痛みが緩和しているのが分かる。風呂から上がったら、また元に戻ると思うが、とりあえずやなんとか東京に帰れそうだ。

サウナはいつも5分5セット行うが、この日は3回で終了。今日は無理しない。

1時間半、しっかり体をオーバーホール。

空港内に温泉があるっていいかも。