土曜日出勤を14時頃で切り上げ、アキバのヨドバシカメラにPCを買いに行く。
ポケットWiFiを購入して、その手続きの小一時間ほどかかるというので、近隣を散策することに。昭和通りの東側は滅多に行く機会がなく、足を運んでみることにした。
総武線のガード沿いを行くと、何軒かの居酒屋を見つけた。
「養老の瀧」「土風炉」「旬菜屋 わん」などなど。
すると、もう少し歩くと、立ち飲み屋「おかめ」を発見することができた。残念ながら、「養老の瀧」以外は開店しておらず、ふらりと入ってみることはできない。
恐らく、いずれの店もオープンは17時からだろう。わたしが用事を済ませても、恐らく時刻は15時半過ぎだから、「養老」以外はまだ開いていない。
そう考えると無性に飲みたくなってきた。
ヨドバシを出ると時刻は案の定15時半過ぎさった。
「赤津加」なら開店は16時だったはず、と思ってみてもヨドバシから歩いて10分。20分近くも待たなければいけない。
一応、わたしは秋葉原の昭和通口ですでに開いているお店を知らないことはなかった。
「町役場」という店である。
御徒町にある「村役場」とは姉妹店の店だ。
ここ5年間連続で熊猫の年間最多訪問店は御徒町の「村役場」である。いつも、仕事の会議場として使うこの店のイメージは、わたしの中では仕事モードなのである。今、せっかく仕事を終えたところで、再びそのモードにするのは気が引けた。
そこで、Twitterを使って、秋葉原界隈の昼間から開いているお店を求めたところ、やはり「町役場」のリプライが返ってきた。
「町役場」がオレを呼んでいると思い、わたしはその店に向かうことにしたのである。
「町役場」があるワシントンホテルの前あたりは、秋葉原とは思えぬ不思議な空間である。最近はチョムチョム秋葉原という新しい建物も出来つつあるが、古いビルも少なくない。特にこの「町役場」が入る第二東ビルはまさに雑居ビルであり、古い居酒屋が地下にテナントしている。
電気街は大きな変貌を遂げているが、このワシントンホテル前は取り残されたようにその姿を変えようとはしない。この辺りはまだ、戦後の闇市の名残をとどめているようだ。
そういえば、昭和通りを超えて、ちょっと南にいったところに、恐らく第二東ビルのオーナーと同じと推測できるビルがある。その第三東ビルと呼ばれる建物の地下も多くの飲食店が軒を連ねている。
さて、ビルの地下に入ると、忽然と姿を現す、立派な引き戸。それを引いて店内に入ると、思った通りというか、「村役場」と同じようなイメージの店内が眼前に広がる。町と村の違いは前者がボックス席が多いのに対し、後者は大テーブル2つが三和土の中心になっている点である。店の広さも町のほうが広い。
客はわたし以外の一組。
わたしがまず注文したのは「肉どうふ」と瓶ビール。
「煮込み」はなく、ビールは「村」と同じサッポロ。
「煮込み」がなには残念だが、この「肉どうふ」が素晴らしかった。「町」も「村」と同様、料理のレベルは高い。
メニューは刺身に揚げ物、天ぷら、そして「村」と同じように寿司が取り揃えてある。焼き物もあるが、これはあまりお奨めしない。わたしは「とり皮」と「ねぎま」(各130円)を頼んだが、身が小さく、やや固い。焼き台は恐らくガスだろう。
本格居酒屋だけに、同店は一品料理こそ、その真価を発揮する。
「まぐろ山かけ」((480円)は絶品だった。
飲み物は「チューハイ」。
同店は地酒に強く、特に「天狗舞」は常時サービス品である。この北陸の銘酒はマスト酒であるが、この日のわたしは食指が伸びず。でも、本来ならこの「山かけ」には日本酒だろう。
しかし、肴の値段はやや高め。「奴(やっこ)」300円を基準にすると、そのバランスがよく分かるだろう。
だが、「町」の営業時間は朝11時から、どうしてもアキバで昼間酒がしたくなったら、ここへ来るしかない。ちなみに夜も11時まで。「村」はたしか、朝11時から朝の5時までだったか。
役場なのに、この働きぶりには感心である。
ポケットWiFiを購入して、その手続きの小一時間ほどかかるというので、近隣を散策することに。昭和通りの東側は滅多に行く機会がなく、足を運んでみることにした。
総武線のガード沿いを行くと、何軒かの居酒屋を見つけた。
「養老の瀧」「土風炉」「旬菜屋 わん」などなど。
すると、もう少し歩くと、立ち飲み屋「おかめ」を発見することができた。残念ながら、「養老の瀧」以外は開店しておらず、ふらりと入ってみることはできない。
恐らく、いずれの店もオープンは17時からだろう。わたしが用事を済ませても、恐らく時刻は15時半過ぎだから、「養老」以外はまだ開いていない。
そう考えると無性に飲みたくなってきた。
ヨドバシを出ると時刻は案の定15時半過ぎさった。
「赤津加」なら開店は16時だったはず、と思ってみてもヨドバシから歩いて10分。20分近くも待たなければいけない。
一応、わたしは秋葉原の昭和通口ですでに開いているお店を知らないことはなかった。
「町役場」という店である。
御徒町にある「村役場」とは姉妹店の店だ。
ここ5年間連続で熊猫の年間最多訪問店は御徒町の「村役場」である。いつも、仕事の会議場として使うこの店のイメージは、わたしの中では仕事モードなのである。今、せっかく仕事を終えたところで、再びそのモードにするのは気が引けた。
そこで、Twitterを使って、秋葉原界隈の昼間から開いているお店を求めたところ、やはり「町役場」のリプライが返ってきた。
「町役場」がオレを呼んでいると思い、わたしはその店に向かうことにしたのである。
「町役場」があるワシントンホテルの前あたりは、秋葉原とは思えぬ不思議な空間である。最近はチョムチョム秋葉原という新しい建物も出来つつあるが、古いビルも少なくない。特にこの「町役場」が入る第二東ビルはまさに雑居ビルであり、古い居酒屋が地下にテナントしている。
電気街は大きな変貌を遂げているが、このワシントンホテル前は取り残されたようにその姿を変えようとはしない。この辺りはまだ、戦後の闇市の名残をとどめているようだ。
そういえば、昭和通りを超えて、ちょっと南にいったところに、恐らく第二東ビルのオーナーと同じと推測できるビルがある。その第三東ビルと呼ばれる建物の地下も多くの飲食店が軒を連ねている。
さて、ビルの地下に入ると、忽然と姿を現す、立派な引き戸。それを引いて店内に入ると、思った通りというか、「村役場」と同じようなイメージの店内が眼前に広がる。町と村の違いは前者がボックス席が多いのに対し、後者は大テーブル2つが三和土の中心になっている点である。店の広さも町のほうが広い。
客はわたし以外の一組。
わたしがまず注文したのは「肉どうふ」と瓶ビール。
「煮込み」はなく、ビールは「村」と同じサッポロ。
「煮込み」がなには残念だが、この「肉どうふ」が素晴らしかった。「町」も「村」と同様、料理のレベルは高い。
メニューは刺身に揚げ物、天ぷら、そして「村」と同じように寿司が取り揃えてある。焼き物もあるが、これはあまりお奨めしない。わたしは「とり皮」と「ねぎま」(各130円)を頼んだが、身が小さく、やや固い。焼き台は恐らくガスだろう。
本格居酒屋だけに、同店は一品料理こそ、その真価を発揮する。
「まぐろ山かけ」((480円)は絶品だった。
飲み物は「チューハイ」。
同店は地酒に強く、特に「天狗舞」は常時サービス品である。この北陸の銘酒はマスト酒であるが、この日のわたしは食指が伸びず。でも、本来ならこの「山かけ」には日本酒だろう。
しかし、肴の値段はやや高め。「奴(やっこ)」300円を基準にすると、そのバランスがよく分かるだろう。
だが、「町」の営業時間は朝11時から、どうしてもアキバで昼間酒がしたくなったら、ここへ来るしかない。ちなみに夜も11時まで。「村」はたしか、朝11時から朝の5時までだったか。
役場なのに、この働きぶりには感心である。
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