![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/da/08265c8f3b5e3a35282898987292173d.jpg)
「亀戸ぎょうざ」を出て、もう一軒。ボクらがたどり着いたのが、「ニュー加賀屋」だった。
思い起こせば、怪鳥と再会したのは、新橋の「加賀屋」。ボクらにとって「加賀屋」は、メモリアルな場所である。あれはちょうど20年くらい前だ。それにしても、怪鳥と「加賀屋」に来るのは、何年ぶりだろうか。
奴凧マークの「ニュー加賀屋」。加賀屋共栄会の流れを汲む由緒ある店だ。
夜も20時を過ぎ、店はかなり混雑していた。席は満席で、ボクらはカウンターについた。店内はかなり騒がしく、どこの席も盛り上がっていた。
お互いに「酎ハイ」を頼んだ。
新橋の今はなき「加賀屋」に思いを馳せる。あの店の熱気も凄かった。そして、あの店のホッピーはとりたてて旨かった。通常の瓶詰めホッピーだったが、「ナカ」は蓋がついた銅の器で注いでくれ、それが格別に旨かった。そして、あの雰囲気が旨さを後押ししたのだとも思う。
「加賀屋」は昔も今も侮れない存在だ。どっしりとした存在感。ハズレのない店舗はどこも一定のクオリティを持っている。「加賀屋」を巡ってみるのもきっと楽しいのかもしれない。
この店の雰囲気も悪くなかった。
ボクらは野球とゴルフの、それぞれのスイングについて話した。両者に共通するのは、腕を遠回りして振るスイングでは、いい結果には繋がらないということだ。
「加賀屋」は魅力的な酒肴を取り揃えているが、我々はもはや、それらを頼む余力を失っていた。
もし、次の機会に来たら、「ホッピー」を頼んでみようと思う。果たして、新橋の「加賀屋」の再現なるか。「加賀屋」が、ホッピー研究会の原点である。
新橋店、無くなったんだね。
あの思い出の「加賀屋」に続き、一軒家の「加賀屋」、2階にあった「加賀屋」も、もうないのか。