
カープに新外国人選手が入団した。
スコット・シーボル選手。右投げ右打ちで内野手というから、新井貴浩選手の抜けた穴をカバーする役割が求められているのだろう。
今季3Aで.300を打ち、本塁打は32本。打点は105打点というから、この数字だけを見れば、新井選手の穴は完全に埋まる。
だが、新外国人選手は額面通りにはいかない。
気になるのは、年俸が3,600万円+出来高だという。
何故、そんなに安いのか。新井選手のちょうど3分の1という年俸ではないか。
その金額で新井選手と同じ活躍を期待するのは、少し虫がいい気もする。
当然、契約には一定の数字を残せば、それなりの報酬が入ることは明記されているのだろうが、しかし当初フロントは力と年俸のバランスがよければ、高くても金を出す」(11月9日付け日刊スポーツ」と明言している。
本音はあまりお金を出したくなかったのか。
ともあれ、外国人選手はとにかく来てみなければ分からない。
新井選手のように…とは言わない。でも、98年の横浜ベイスターズを開幕から牽引したホゼ・マラベ選手のように一瞬爆発してくれ、と願わずにはいられない。
一方、うがった見方だが、実はシーボル選手はダミーではないか、と筆者は密かに考えている。
カープの内野陣は外国人選手で補強した。それならば、今岡誠選手はプロテクトから外すか、と阪神タイガースは考えるかもしれない。
だが、実はカープは今岡選手を狙っている。
なんてことは、なきにしもあらずだ。
今岡選手は7日、5,000万円減の2億1,000万円で契約を更改した。これは、黒田博樹投手の年俸よりも安い。黒田投手の年俸分で浮いた金を今岡選手に充てることは考えられなくもないのだ。
さて、来季のホットコーナーはシーボル選手、そして新人の小窪哲也選手で争われるのだろうか。それとも、もう一人の新人、松山竜平選手も参戦してくるのだろうか。
内野陣の競争激化は必至。今季のレギュラーは来季も安泰とは限らない。
梵英心、東出輝裕選手がそのまま遊撃と2塁の守備につくかは当然ながら分からないのだ。
故障以外の理由で外されることがないと思われるのは、栗原健太選手ぐらいではないか。
他方、外野陣も他球団に劣っていることもなく、それなりの高いパフォーマンスを維持できるのではないか。
但し、年齢的に緒方孝市、前田智徳両選手は長いシーズンを乗り切ることが難しくなっており、それをいかにカバーできるかが、外野陣の課題であろう。
その点、今秋のフェニックスリーグで鈴木将光選手が頭角を現しており、鞘師智也、中東直巳両選手と併せ、新たな若鯉になれるか、今から非常に楽しみなところだ。
問題はやはり投手陣か。
黒田投手の穴は簡単には埋められない。
まだ、キャンプも始まっていない時点で来季の話しをするのはいささか乱暴だが、来季の先発スタッフは以下の選手で争われると考えている。
大竹寛、長谷川昌幸、宮崎充登、永川勝浩(何故か、先発転向を示唆している)、前田健太、青木高広、齋藤悠葵、そして新人の篠原純平の各投手だ。
駒はいるが、年間を通して安定した力を出せるかはやってみなければ分からない投手ばかりである。
やはり、黒田投手のように投手陣の軸になった選手は一人必要なのだ。
それは、外国人で埋められるほど安易なものではなく、選手の精神的な支柱にもならなければ、決してその穴をカバーしたとはいえないものだ。
ともあれ、あと外国人投手をどのように補強するのか、そこにサプライズが伴うのか、球団としての未知数もあるが、とりあえずは来季を戦ううえでなんとか体裁は保ったのではないか。
新人選手、横浜からトレードで獲得した岸本秀樹投手など化学反応が起こることを期待して、この緊急連載を結びたい。
最後に、一言。
決して、明日の広島カープは暗くはない。
このたびの2人の退団劇は、強いカープが復活する序章であると信じている。
黒田投手、新天地での活躍をおおいに期待してます。
新井選手!カープ戦では絶対打たせませんゾ!
スコット・シーボル選手。右投げ右打ちで内野手というから、新井貴浩選手の抜けた穴をカバーする役割が求められているのだろう。
今季3Aで.300を打ち、本塁打は32本。打点は105打点というから、この数字だけを見れば、新井選手の穴は完全に埋まる。
だが、新外国人選手は額面通りにはいかない。
気になるのは、年俸が3,600万円+出来高だという。
何故、そんなに安いのか。新井選手のちょうど3分の1という年俸ではないか。
その金額で新井選手と同じ活躍を期待するのは、少し虫がいい気もする。
当然、契約には一定の数字を残せば、それなりの報酬が入ることは明記されているのだろうが、しかし当初フロントは力と年俸のバランスがよければ、高くても金を出す」(11月9日付け日刊スポーツ」と明言している。
本音はあまりお金を出したくなかったのか。
ともあれ、外国人選手はとにかく来てみなければ分からない。
新井選手のように…とは言わない。でも、98年の横浜ベイスターズを開幕から牽引したホゼ・マラベ選手のように一瞬爆発してくれ、と願わずにはいられない。
一方、うがった見方だが、実はシーボル選手はダミーではないか、と筆者は密かに考えている。
カープの内野陣は外国人選手で補強した。それならば、今岡誠選手はプロテクトから外すか、と阪神タイガースは考えるかもしれない。
だが、実はカープは今岡選手を狙っている。
なんてことは、なきにしもあらずだ。
今岡選手は7日、5,000万円減の2億1,000万円で契約を更改した。これは、黒田博樹投手の年俸よりも安い。黒田投手の年俸分で浮いた金を今岡選手に充てることは考えられなくもないのだ。
さて、来季のホットコーナーはシーボル選手、そして新人の小窪哲也選手で争われるのだろうか。それとも、もう一人の新人、松山竜平選手も参戦してくるのだろうか。
内野陣の競争激化は必至。今季のレギュラーは来季も安泰とは限らない。
梵英心、東出輝裕選手がそのまま遊撃と2塁の守備につくかは当然ながら分からないのだ。
故障以外の理由で外されることがないと思われるのは、栗原健太選手ぐらいではないか。
他方、外野陣も他球団に劣っていることもなく、それなりの高いパフォーマンスを維持できるのではないか。
但し、年齢的に緒方孝市、前田智徳両選手は長いシーズンを乗り切ることが難しくなっており、それをいかにカバーできるかが、外野陣の課題であろう。
その点、今秋のフェニックスリーグで鈴木将光選手が頭角を現しており、鞘師智也、中東直巳両選手と併せ、新たな若鯉になれるか、今から非常に楽しみなところだ。
問題はやはり投手陣か。
黒田投手の穴は簡単には埋められない。
まだ、キャンプも始まっていない時点で来季の話しをするのはいささか乱暴だが、来季の先発スタッフは以下の選手で争われると考えている。
大竹寛、長谷川昌幸、宮崎充登、永川勝浩(何故か、先発転向を示唆している)、前田健太、青木高広、齋藤悠葵、そして新人の篠原純平の各投手だ。
駒はいるが、年間を通して安定した力を出せるかはやってみなければ分からない投手ばかりである。
やはり、黒田投手のように投手陣の軸になった選手は一人必要なのだ。
それは、外国人で埋められるほど安易なものではなく、選手の精神的な支柱にもならなければ、決してその穴をカバーしたとはいえないものだ。
ともあれ、あと外国人投手をどのように補強するのか、そこにサプライズが伴うのか、球団としての未知数もあるが、とりあえずは来季を戦ううえでなんとか体裁は保ったのではないか。
新人選手、横浜からトレードで獲得した岸本秀樹投手など化学反応が起こることを期待して、この緊急連載を結びたい。
最後に、一言。
決して、明日の広島カープは暗くはない。
このたびの2人の退団劇は、強いカープが復活する序章であると信じている。
黒田投手、新天地での活躍をおおいに期待してます。
新井選手!カープ戦では絶対打たせませんゾ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます