「kuma-chang レシピ」、1年5か月ぶりの掲載です。その間、全く料理をしていなかったといえばそんな訳ではありません。いや、むしろ料理する回数は増えているくらいです。ただ、もう料理は日常になりました。毎朝の朝ごはんに、週3回の夕飯。土曜日は朝昼晩と作ることもあります。おかげさまで、料理はだいぶ上達しました。
娘の一番は、「ハンバーグ」。2週間に一度はこれを作ります。息子は「ロールキャベツ」。手間がかかるので、3か月に一回くらいです。かみさんは「ガパオライス」。これは手軽にできるので、しょっちゅう作っています。
さて、今回作ったのは「ボルシチ」と「ドラニキ」。
「ボルシチ」はともかく、「ドラニキ」って。
両者ともロシア料理ですが、今回作る「ドラニキ」はベラルーシ風を目指して。何故、今回これを作ることにしたのかといえば、過日読了した本、名木田恵子さんの「レネット」の作中にベラルーシ料理が出てくるから。登場する料理は「ドラニキ」と「ペリメニ」。この二品はどちらともサイドメニューっぽかったので、メインに「ボルシチ」を選びました。
しかし、いかんせん「ドラニキ」って、どんな料理なのか、想像もできません。そこで参考にしたのが、「じゃがい問題研究所」のサイト。そう、「ドラニキ」って、じゃがいも料理なんです。この「じゃがい問題研究所」によると、ベラルーシのじゃがいも消費量は年間一人当たり170kg。日本人の8倍強!どうやらじゃがいもがスラブ料理の特徴らしいです。
さて、そのベラルーシ風「ドラニキ」はじゃがいも4個をすりおろし、水分をとって小麦粉大さじ1、玉子一個の半分を溶いて加えます。フライパンにバターを敷いて、すりおろしじゃがを焼きます。
でも、「じゃがい問題研究所」に掲載されている、「ミンスクの台所」の「ドラニキ」とは似ても似つかない仕上がり。まぁ、これはこれで良しとしておきましょう。ちなみに「ボルシチ」の向こう側の皿にあるのが、「ドラニキ」です。
そして、次にメインディッシュの「ボルシチ」です。
こちらは「DELISH KITCHEN」のサイトを参考にしました。ポイントは赤かぶ。かっこよく言えばビーツ。「ボルシチ」はこのビーツで決まると言っても過言ではありません。しかしビーツの缶詰めなんて、多分近所のスーパーには売ってないだろなと、ネットで検索すると。何と「業務スーパー」で、ビーツが売っているとの情報が。しかも500gで198円とは、さすが「業務スーパー」。しかし、安いのはいいのですが、4人分で500gは多すぎ。でも、ここで使い切ってしまわないと腐らせて捨てるだけという貧乏根性で、全部入れちゃいました。本当はその半分でいいのに。
ただね。コンソメと塩・胡椒だけで、ものすごく豊かな味わいになるのには驚き。たくさんの野菜とビーツのおかげかな。かみさんが言うには、「ちょっと甘いね」と。さすが、職場の近所にあるロシア料理の有名店「ソーニャ」に通うだけはある。「牛肉はブロックでやった方がいい」とアドバイスをくれたのでした。
さて、サワークリームがまだまだ余っているので、近いうちに「ビーフストロガノフ」を作ります。我が家のロシア祭りはまだまだ続きますよ。
って、全然レシピ書いてないじゃん。
いつもありがとうございます。
いかんせん、ボルシチは人生で2回しか食べたことがなく、ドラニキに至っては一度も食べたことがないどころか、見たこともなく。
これで正解なのか、悩みました。
ピロシキ!
やっぱりそうですよね。