2塁走者の井生崇光がホームインした瞬間、3塁側ベンチの原辰徳監督は険しい表情になって一言何か呟いた。
讀賣のサヨナラ負け。とうとう今季3度目の5連敗だ。
原監督の言いたいことはもっともだった。
何しろ、讀賣は9回裏、2死2塁の場面で外野手を極端な前進守備にシフトさせた。広島の打者が東出輝裕である事を考えれば当然のことだった。そして、東出は讀賣の守護神豊田清の変化球を捉え、豊田の足元をライナーで抜く中前打を放つ。
中堅手、高橋由伸の強肩を考えれば、2塁走者は3塁に止まるだろう。きっと、高橋自身も、強くそう思ったはずだ。だから、高橋は腰を落として東出の打球を処理したのである。
だが、広島の3塁コーチャー、高信二はそれを確認したか、しないか、とにかく右手をグルグルと回し、走者を本塁に突っ込ませた。その結果、井生がホームイン。広島が今季初の4連勝とサヨナラ勝ちを飾ったのである。
原監督が嘆いたのは恐らく、高橋の漫然とした捕球のことだったろう。
もし、高橋がバックホームの姿勢で捕球し、返球していれば、ホームインを阻止した可能性が高い。
讀賣は細かい野球ができなくなっている。
土曜日の7回戦もそうだった。
6回裏の広島の攻撃は僅か1安打(先頭打者、梵英心の3塁打)だったが、2点を奪って勝ち越しに成功。勝利を呼び寄せた。この局面でも讀賣は、集中していれば未然に防げたミスを犯して広島に3点目を献上している。
当たり前のことだが弱いチームほど細かい野球ができない。土曜、日曜日の讀賣はつまらないミスをいつも犯している広島を見ているようだった。
原因はいくつも考えられるだろう。また、その原因は今年始まったことではない。
数年も前から巷間騒がれていたことであり、「問題だらけの12球団」(草思社)で小関順二氏が数年前から指摘してきたとおりである。
ちなみに、讀賣も快進撃でスタートしたシーズン序盤と大きくスタメンのメンバーが変わっている。
3月31日のスタメンと7月9日のスタメンを比べると、新たに小関竜也、木村拓也が加わり、ジョージ・アリアスという一度は日本球界に見切りをつけられた選手も名前を連ねている。こんなつぎはぎだらけのチームに一体感が生まれるかは疑問だ。
自前で選手を育てられない讀賣はホントに12球団で最低のチームになったようだ。
讀賣のサヨナラ負け。とうとう今季3度目の5連敗だ。
原監督の言いたいことはもっともだった。
何しろ、讀賣は9回裏、2死2塁の場面で外野手を極端な前進守備にシフトさせた。広島の打者が東出輝裕である事を考えれば当然のことだった。そして、東出は讀賣の守護神豊田清の変化球を捉え、豊田の足元をライナーで抜く中前打を放つ。
中堅手、高橋由伸の強肩を考えれば、2塁走者は3塁に止まるだろう。きっと、高橋自身も、強くそう思ったはずだ。だから、高橋は腰を落として東出の打球を処理したのである。
だが、広島の3塁コーチャー、高信二はそれを確認したか、しないか、とにかく右手をグルグルと回し、走者を本塁に突っ込ませた。その結果、井生がホームイン。広島が今季初の4連勝とサヨナラ勝ちを飾ったのである。
原監督が嘆いたのは恐らく、高橋の漫然とした捕球のことだったろう。
もし、高橋がバックホームの姿勢で捕球し、返球していれば、ホームインを阻止した可能性が高い。
讀賣は細かい野球ができなくなっている。
土曜日の7回戦もそうだった。
6回裏の広島の攻撃は僅か1安打(先頭打者、梵英心の3塁打)だったが、2点を奪って勝ち越しに成功。勝利を呼び寄せた。この局面でも讀賣は、集中していれば未然に防げたミスを犯して広島に3点目を献上している。
当たり前のことだが弱いチームほど細かい野球ができない。土曜、日曜日の讀賣はつまらないミスをいつも犯している広島を見ているようだった。
原因はいくつも考えられるだろう。また、その原因は今年始まったことではない。
数年も前から巷間騒がれていたことであり、「問題だらけの12球団」(草思社)で小関順二氏が数年前から指摘してきたとおりである。
ちなみに、讀賣も快進撃でスタートしたシーズン序盤と大きくスタメンのメンバーが変わっている。
3月31日のスタメンと7月9日のスタメンを比べると、新たに小関竜也、木村拓也が加わり、ジョージ・アリアスという一度は日本球界に見切りをつけられた選手も名前を連ねている。こんなつぎはぎだらけのチームに一体感が生まれるかは疑問だ。
自前で選手を育てられない讀賣はホントに12球団で最低のチームになったようだ。
テレビ放映も激しく減ったし、ガキの頃の巨人の隆盛を思い出し、改めておっさんになったことを噛みしめる今日この頃だよ。
それにしても元阪神にいたアリアスを獲ってくるなんて、懐かしいこと!?するよね。
だんだん可哀想になってきたねぇ。讀賣が。
でも、哀れむとすぐ奴らつけあがるからねぇ。
それにしても、カープの木村拓也を1番に据えて、元阪神のアリアスを6番に座らせる。
一体何年前の野球をやっているんだ?と目を疑っちゃいますな。
今季終わってから人事異動があるかな。
何が哀れかって原監督の泣きそうな表情が、ボン育ちの悲哀を表しているようで・・・。
あの人も星野監督のようにベンチをしたたか蹴り付けたり、野村監督のようにぼやきまくったり、そんな風にストレスを発散できれば、あそこまでの苦渋の表情にはならないような気がするが・・・。
そんな監督の生真面目さが選手達にも乗り移り、すっかり意気消沈って感じでどこにも明るさがないことも、失策を連発してしまう原因かもしれないね。
こうなったら侍ジャイアンツ(こんなもんおっさんしか知らんな)のような荒唐無稽な野球に挑戦っていうのはどうだろう。テレビ的には視聴率アップが計れると思うんだけど。
シーズン初めの溌剌とした表情はすでになく、厳しさまるだしの表情は選手にも伝播してるよ。
(阪神岡田監督も表情に出るけれどね)
しかし、昨夜、某番組で爆笑問題の田中裕二氏は原監督を擁護してたぞ。何の根拠もなく。
しかし、最終的にはやはり監督の責任でしょ。このまま5位に留まったら責任とるはずだね。
誰か骨のある讀賣ファンの書き込み求む!
赤いからてっきりカープファンかと思ってた。
しかし、岡田監督は典型的な関西お笑い顔だねぇ。ヨっさん、そして仙一さん。そして岡田監督。優勝する監督は典型的な関西人ですな。(仙一さんは岡山だからちょっと違うか)
顔つきから考えれば、次期監督は平田勝男氏かねぇ。