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お風呂さすらい 107 - 『道後温泉 本館』よりも癒される - 「大和屋 本店」(松山市道後湯之町)

2019-10-25 22:44:34 | お風呂さすらい

慶応4年創業っていわれても、よく分からない。とにかく江戸時代に遡る。とにかく老舗。だって、「道後温泉本館」から1分の立地だから。見事なまでの外観は平成8年に新築したという。それでも佇まいは重厚だ。

お風呂は地下にあり、女湯を「女郎花(おみなめし)」、男湯を「男郎花(おとこえし)」と称し、立派な湯殿が用意されている。

広々とした内湯と檜風呂の露天、風呂はその二つ。素っ気ないといえば、それまでだがシンプルなのがいい。内湯には2つの立派の石。伊予石と呼ばれる地元産出の石が効果的に配置されている。

いい雰囲気だと思う。ひなびた感はないのだが、そのシンプルさ故か、それとも華美ではなく、落ち着いた雰囲気がそう感じさせるのか、極上の旅館温泉という風情がある。その暗がりの浴場がまた疲れを癒してくれるのだ。

道後温泉には現在、19の源泉があり、4箇所の分湯場に集めらるという。そこから「道後温泉 本館」をはじめ周囲の施設や旅館に配湯されているようだ。詳しくは分からないが、もしかすると「道後温泉 本館」と「大和屋 本店」のお湯は同じかもしれない。「道後温泉 本館」は常に混雑していて、入湯することが大きな目的になっているが、「大和屋 本店」はしっかり心と体を癒すことができる、快適な風呂だ。

隠れ家と言っても差し支えない、いいお湯だった。 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (モノノフ)
2019-10-27 10:32:59
道後温泉の本館は銭湯よりも狭い浴槽ですから(^_^;)
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Unknown (熊猫)
2019-10-27 14:52:51
はい。しかも、人でごった返していますから。
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