雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

自宅での南中前撮影をためす。(はくちょう座ガンマ星付近)

2014年07月29日 | 天体写真(星雲・星団)
昨夜(28日夜)は移動性高気圧が通過する事から、徹夜態勢で臨みました。
問題はこの時期、薄明終了後に撮れる南中過ぎの対象が南天のものが多く、
そのおもだったものは撮影済みであること。
そこで、南天の対象を撮影する際の設置場所である道路側スロープから、
我が家の屋根より高くなった東側の南中前の対象を撮ってみる事にしました。
なぜ、これまで南中前の対象を撮らなかったかというと、
家の屋根がじゃまな事と、東側が旧市街の方向になり空が明るい事がありました。
(この夜はちょうど直江津の祇園祭りで屋台が出て、いつもより遅くまで空が明るかった。)

この夜、最初の対象として選んだ はくちょう座ガンマ星付近 の画像の一部(CanonD.P.P)です。
北側・南側の2枚モザイクをねらったのですが、
次第に高く昇るにつれて空が暗くなっています。

空が明るいため、5分までの露光しかできなかった2枚モザイク画像です。
はくちょう座ガンマ星 付近
( 画像クリックで拡大表示します )
撮影DATA: 2014/ 7/28 21:20’~ VixenR200SS(バーダーMPCC MarkⅢ) (f=800mm F
露出 5分×12枚コンポジットを2枚モザイク  ISO 1600 Cooled 60D (気温21~20℃ 冷却 +2℃) LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7
( 中央上部を横切る細い光線は1枚目の画像に写っており、イリジウム衛星と思われます。)

モザイク前の各画像
 

更におまけで、昔撮った広域の画像も

南中前のものも撮れるとなると、撮影スケジュールが柔軟になります。
これで空が暗ければいう事はないのですが・・

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予報通り晴れてくれたのですが、透明度がいまいち。
おまけに湿度が95%と高く、それが予期せぬトラブルへと。

雲上くもがみ
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コメント (4)
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