雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

砂嵐はおさまったのか? 最接近から4日後の火星

2018年08月05日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
火星が最接近したのは先月31日でしたが、私はその前日に撮影することができました。
しかし次の大接近は2035年だという事でCMOSカメラまで買ったのに
とりあえず 撮れたから ・・ でいいのか?
という事で
昨夜(4日)下弦前の月が上る中で 最接近から4日たった火星を撮影しました。

南中してから30分後に撮影したものです。 ↓
( * 今回はめずらしく 200%に拡大した画像になっています )
( 撮影データは 後でまとめて記載します )
透明度は良くなかったのですが、前回より大気の揺らぎはおとなしめでした。
まだ砂嵐の影響が残っているかも知れませんが、これまででベストの火星画像です。
参考にステラナビゲーターより同時刻の火星の地形です ↓
( あまり参考にならないような気が・・ )
(注).わたしの画像はNSがほぼ垂直になっています

以下10分おきに撮影したものをお見せします。

共通撮影DATA : 各表示時刻は各4分間動画の中間時刻 VC200L+バーローレンズ3x (合成f=5,400mm) ADC ASI 224MC
FireCapture(録画) AutoStakked(30 % / 約24,000フレーム) RegiStax6(Wavelet処理) SteraImage7 ほか

実はこのあとも1時半過ぎまで2時間撮り続けたのですが、
火星の高度は撮り始めで26°、最後の掲載画像では24°と低く
撮影2時間後には20°を切ってしまいました。
高度が下がるとどんどんぼやけてくるのが掲載画像からもわかります。

未掲載の画像も含めて1時間半分(9カット)でGIFアニメを作ってみました。
時間とともに 悪くなっていくのがわかります

撮影が終わりに近づいたころの撮影風景です。

これでもまだ砂嵐の影響が残ってるとしたら、再び撮影の機会はあるでしょうか。

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定期購読している「星ナビ」9月号に
惑星の画像処理が載っていました。
すぐに使おうと読んだのですが、
あまり役に立ちませんでした。
結局 従来通り 自己流で試行錯誤処理を行いました。
今回の処理手順も載せようと思ったのですが、
今日も猛暑で趣味部屋に近づけません。(PCがこわれちゃう!)

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コメント (2)
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