雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

北アメリカ&ペリカン星雲 (迷いに迷って結果オーライ)

2018年09月20日 | 天体写真(星雲・星団)
9月の新月期は天候のせいでまったく撮影させてもらえず
次の新月期までブログ運営をどうしたら、と思っていたところ ・・
上弦の月も過ぎた翌日18日夜、22時ころまで雲が少な目のGPV予報。
そこでなんとかと 遠ざかりつつある火星だけでもと 設営しました。
この夜のシィーングを確かめるため月をデジカメのライブビューで確認したところ
ユラユラで撮影断念。

それでもこれが今季撮り納めかも知れないという事で火星を動画撮影。
VC200Lで 火星を動画撮影中 ( 電柱の防犯灯は惑星撮影のため対策なし )
最接近時よりかなり小さくなっていました。
右側の画像は ほぼ最接近時に動画処理した画像(同じ光学系で撮影)
今回撮った画像では火星が欠けていることからも、地球から離れつつある事がわかります。

予報ではそろそろ雲に覆われる時間帯になったため撤収を始めたのですが、
VC200L鏡筒だけ外して様子を見る事にしました。
その後 どうせならと R200SS反射鏡筒に載せ換えて待つことにしたのですが
すぐに考え直して取り外し。
風呂から上がって撤収のため外に出たところ、月が低くなってまだ雲はなし。
この時点で予報が外れるとの予感から
再びR200SSを搭載して本格的に初期設定を開始しました。

予感が当たって、月が沈んだ0時前になっても薄雲はあるようですが
明るい対象なら十分撮影は可能な空です。

最初に筒を向けた対象は明るさでは文句なしの はくちょう座の星雲。

北アメリカ星雲 と ペリカン星雲 (はくちょう座)
( 画像クリックで元画像の25%表示 )
( 北 は 上方向 になります )
撮影DATA : 2018/ 9/ 18 23:46’~  Vixen R200SS+コレクターPH(合成f=760mm))
露出 分 × 10枚+分 × 10 ISO 3200 LPS-D2 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7
この二つの星雲を描き出しているのは手前にある暗いガス星雲です。

元画像の50%まで拡大したトリミング画像です。


月がある上に 予報が予報だけにずいぶん迷いましたが、結果オーライでした。
この後、朝まで撮影することができました。

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夜中に本格的に設営を開始してから
電柱に上って防犯灯に遮蔽箱をかぶせたのですが、
あやうく足元のヒガンバナを踏みつけるところでした。
咲いたのは去年よりかなり遅いようです

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コメント (4)
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