雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<Ⅱ銀河系-32 M13> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年08月10日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
元々この季節に越後でまともな天体写真が撮れた事はないのですが、
気が付けば鳴かず飛ばずで8月も満月期に入ってしまいました。
( 私の場合上弦の月を過ぎれば満月期 )
皆さんも もう見飽きたころかと思いますが、( 書いてる方もつらい )
今回も シリーズ 自宅で撮った『大宇宙SCALE』 でしのぎます。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。


書籍『大宇宙SCALE』の掲載順ではこのあと
わが天の川銀河内で最大の球状星団であるオメガ星団 が掲載されているのですが、
未撮影”のため紹介だけさせていただきます。
Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-31 オメガ星団 17000 光年 
種別 球状星雲 明るさ 4.4等級 見かけの大きさ 110分角 星座 ケンタウルス座
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未撮影”の理由: ケンタウルス座の北端は自宅から高度22度くらいまで上るのですが、
オメガ星団は南中時でも5度しかなく撮影には未挑戦


その次に掲載されているのが 球状星団M13で 、オメガ星団には及びませんが、
北天で見える球状星団の中ではNo.1と言われています。
Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-32 M13 25000 光年 
M13(NGC 6205):種別 球状星団 明るさ 6.4等級 見かけの大きさ 54分角 星座 ヘルクレス座
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ヘルクレス座にある球状星団で年齢は120億歳と推測されています。
ビッグバンで宇宙が誕生したのが137億年前という事を考えると
宇宙が誕生して間もない頃に誕生した年老いた星の集団という事になります。

等倍でトリミングした画像です ↓
直径120光年の範囲に215万個の星が集まっています

上の画像のトリミングなしの全体画像と撮影データです。(30%縮小)
 ↓
( 密集した星団の中心部と外周部では高度差が激しいため、露光時間を3段階に変えて撮影した画像で処理しています )


上の画像の『ただいま撮影中』ショットです。 ↓
( 白枠が上の画像の撮影範囲です )
2021/ 6/ 10am Tamron Zoom (fl=17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 kissDX(SEO-SP2) カメラ三脚で固定撮影

南中時には ほとんど真上(天頂)に上るため、写しやすい対象です。

次回のこのシリーズは、わたしたちの 天の川 「銀河系中心部」になります。

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一昨日は孫の第2陣も到着して更ににぎやかに。
孫が勢ぞろい(東京から2人、千葉から1人)
第1陣ではプールに行った次の日に孫ママの発熱でコロナ隔離騒ぎ。
(やっと手に入れた検査キットでは陰性で、鼻炎のせいでの発熱だったのだろうという事に)
じぃじ、ばぁば は4回目のワクチン接種でダウン。
夜晴れてもクーラーのない趣味部屋は熱帯夜で近づけず、
いつになったら天体写真を撮れる日が?


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コメント (2)
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