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雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
待ちきれずに、しし座トリオ銀河
2017年04月09日
|
天体写真(系外銀河)
ひと月ぶりの撮影となった2日夜、月の撮影を終えた後は夕食を済ませ
三日月よりかなり太くなった月が沈むのを待つことにしました。
この夜の月が沈む時間は23時52分。
久しぶりの晴れなので「春の系外銀河」2タイトルを目指して22時半頃から撮影を開始しました。
まだ月が沈んでいなかったので明るめの対象として
しし座トリオ銀河
を選定。
今回も高感度・長時間露光路線で行ったのですが、予想以上に月明かりの影響が。
20分露光で7枚撮ったのですが、最初の2枚はコンポジットには使いませんでした。
残った5枚で処理した画像です。
しし座 トリオ銀河
( 画像クリックで 元画像の30%まで拡大表示できます )
(
上
が北の方角 )
撮影DATA
: 2017/4/ 2 23:31’~ Vixen
VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出
20
分 × 5枚
ISO
3200
LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 オフ 7℃) タカハシ EM-200 Temma2M
マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
そろそろ冷却デジカメの冷却ONで撮りたいところですが、今回はリスクを避けました。
贅沢は言えませんが透明度は2
(5段階評価)
といったところ。
撮影時のおりおんショットです。
( 画像クリックで星座線入りで表示します )
================================================
去年の今頃は我が家の桜も満開だったのですが、
今年は小雨降る中やっと3分咲きといったところ。
引き込み線にかかるという事で毎年 枝を切られてかわいそうですが
雲上
(
くもがみ
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コメント (2)
やっぱ 動画処理には かなわない?(2日夕方の月)
2017年04月05日
|
天体写真(月・惑星・彗星)
ぼやいてみるもんです。
前回記事で 「1ヶ月も撮影できてない」 と書いたその夜に撮れました。
GPV予報ではこの夜は良くても雲量15%。
また曇られる前に月だけでもと 撮影しました。
月齢 5.3
( 画像クリック個所に応じて、北部・中部・南部を元画像の 35%で拡大表示できます )
撮影DATA
: 2017/ 4/ 2 19:08’~ Vixen
VC200L+canon2.0x(合成f=3,600mm F16 )
露出
1/50秒 x24枚
x3モザイク(北・中・南部) ISO
800
Cooled60D(冷却オフ) タカハシ EM-200 Temma2M
AviStack
でコンポジット
この夜の月没は0時前、時間があったのでガイド用カメラで動画撮影もやってみました。
これまでと違うのは2倍のエクステンダーで更に拡大した事。
アルタイの崖 付近
( 画像クリック等倍まで拡大表示できます )
アルタイの崖
は全体画像の下側(南側)に見えています
カメラ:
TOUPTEK GCMOS 1200KMA
ToupSky
で
40秒前後
(約500フレーム)の動画記録
RegiStax6
でコンポジット
この夜の月面の揺れは並以下といったところ。
各24枚撮った静止画像で比べて見てみると・・
* 以下、見やすいようトリミングしてあります
揺れの大きい画像
↑
揺れの少ない画像
↑
シャッターブレを抑えるため、今回はミラーアップではなくライブビュー撮影
これらの画像を24枚
AviStack
でコンポジットすると
↓
RAWモードで撮影した画像をモノクロに変換してから処理しています
他にもいくつか
静止画コンポジット(24枚)
と
動画処理
を比較
ビュルク 付近
静止画
コンポジット
↑
動画
コンポジット
↑
( 画像クリックで拡大しないと細部は見えてきません )
ポシドニウス 付近
静止画
コンポジット
↑
動画
コンポジット
↑
テオフィルス 付近
静止画
コンポジット
↑
動画
コンポジット
↑
クローズアップでの動画処理の優位性は明らかなのですが、
月面全体を撮ろうとすると大量のモザイク撮影が必要になります。
================================================
このあと、月が低くなった22時半頃から春の銀河を撮影。
透明度が悪かったため明るめの対象を選びました。
何を撮ったかは次回以降の記事で。
雲上
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コメント (4)
40年以上 ただ持っていただけの物
2017年04月02日
|
日記
10日もブログ更新していませんでした。
別に体調不良で寝込んでいた訳では無く、
ただ ずっと天体写真が撮れる気配さえない天気が続いただけです。
この前に撮ったのは・・ 2月末日の夜だったので、
3月は一夜も撮れなかった事になります。(
ヒドイ、ヒドすぎる!
)
そんな訳で今回も天体写真とは関係ない話で。
・・・・・・・・・・・・・・・・
とある事情
から、一週間ほど前から家の片づけに明け暮れてます。
今回は徹底して家の中の要らないものを捨てる必要があって、
これまで ただ詰め込んできただけの納戸の中も整理。
私がまだ23歳の頃に買ったこんなものが出てきました。
Nikon R8 SUPER 購入1973年ころ
8mmなのですが、ビデオでは無くフィルムです。
8倍ズームで全域マクロ撮影可能、自動オーバーラップや逆転撮影も可能。
特にやってみたかったことが、ひとコマ撮りも可能な事からアニメーション撮影。
セルアニメだったのですが 作品として完成したものは無く、唯一残っているのが
ケチッた新婚旅行に不満だった家内の強い要求で行った
北海道旅行の導入部タイトルで30秒ほどのもの。
導入タイトルのひとコマ
残念ながらフィルム・現像代が高価な上に、3分程度しか撮れなかった事から
十数年後 家族で北海道旅行した時には親戚から借りたビデオカメラに替わっていました。
そんなものを40年以上も捨てずに持っていたのは
当時高価な買い物だった事もあるのですが、現在に至るまで唯一のNikon製だった事も。
当時のわたしのカメラはペトリ製でした。
当時ペトリカメラで撮ったモデル撮影会での作品も出てきました (プリント、パネル貼りは自分でやってます)
残っていたアニメ用セル用紙(ロール)と一緒に 唯一のNikonは あわれ「燃えないゴミ」の袋に。
他にも2階の寝室の本棚に40年ほどほこりをかぶっていたものが。
「ブリタニカ国際大百科事典」 購入1976年ころ
買った当時は未来永劫 役に立つなんて思っていたのですが・・
こちらは約70㎏の「資源ゴミ」になりました。
他には納戸の床に貼りついていたこんな物も。
「Power Mac 7200・/90」 購入1995年ころ
パソコンは何度も替えたのですが、この機種はほとんど記憶に残っていません。
たぶん仕事でのプレゼン用に使っていたせいでしょう。
(これより10年以上前に
ゲーム作り
に使ったものは覚えています)
他にも色々・・ きりがないのでやめます。
================================================
昨夕、家内の「
月が出てるわよぉ
」で急遽 設営。
しかしピント合わせの最中に再び雲の中へ。
ピント確認で撮った唯一の画像
いつの間にか新月を越えて三日月になっていました。
早々撤収したおかげで、スケート男子フリー
羽生くんの世界最高得点の演技が見れました。
雲上
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