栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

書を持って旅に出る。

2006-11-04 16:50:14 | 雑感
 時々無性に本を読みたくなる時がある。
そんな時は本を数冊持って旅に出たものだ。
列車の旅である。
バスだと車酔いするから、本を読む時は列車と決めている。
短すぎると幾ばくも読めないので、乗車時間は1時間半以上の距離である。
 短時間で読める本はマニュアル本ぐらいだ。
パソコンソフトの解説本は10分足らずの地下鉄乗車時間を主に利用した。
まだDOS時代のソフトは大抵地下鉄の中で覚えた。

 昔は寝る前、床に就いてから結構読んでいたが、目が悪くなりメガネをかけるようになってから床に入って読む習慣はなくなった。
いきおい読書量が減った。
若い時から乱読、多読ではなかったから、就寝前の読書時間がなくなると激減といっていいかもしれない。

 ところが最近、無性に本が読みたくなり、この連休を利用して帰省することを急に思い立った。
帰省が目的でついでに本を読むのか、読書が目的で帰省がついでなのかよく分からないが、どちらにしても一石二鳥なのは間違いない。

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 その日の朝、急に思い立った帰省だから、適当にキャリーバックに詰め込んでいたら結構重くなった。
ノートパソコンを2台も入れたのがよくなかった。
キャリーバックのほかにカメラも持参した。
ノートパソコンとカメラは旅に出る時の必需品である。
いつもはミニノート(東芝Libretto)1台だが、今回は帰省ということもあり、自宅のフレッツに接続できるコンパックPresario1700をもう1台持っていくことにした。
 ミニノートを持参する理由は撮影したデジカメ写真を取り込むのと日記を付けるためだ。

 東芝リブレットは非常に重宝している。
なにより小さくて軽いのがいい。
友人も2代目ノートとして欲しがっていたが、もう生産中止らしい。
なぜ、こんなにいいノートパソコンを生産中止にしたのだろう。
難点はCPUに非力なCrusoeを採用したこと。
省電力(バッテリーの持続力)のためだろうが、立ち上がり遅さと反応の遅さが弱点だ。
 ただ私の場合は文章を書くのはワードなどのワープロソフトではなくテキストエディターの秀丸(ひでまる)だから非力なCrusoeでもサクサク動く。
日記は前文検索型ソフトの「知子の情報」を使って付けている。
なかなかいいソフトだがテグレットという会社に欲がないのか、もう何年も前からバージョンアップをしないので、やがて使えなくなるだろう。
その時に備えて代わりのソフトをシェアウェアあたりで探しているのだが、まだ見つからない。

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