栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

やはり安心できるNTT系サーバー

2006-11-28 16:38:51 | 雑感
 少し前にサーバーが突然一杯になり、一切のメールを受け付けないトラブルに見舞われたが、原因はウェブメールだった。
レンタルサーバーはNTTグループのWebARENA Suite2
を使っているが、同サーバーはウェブメールの利用も無料でできるようになっているので、それを利用する設定にしていた。

 ウェブメールを利用すればメールサーバーに届いたメールをインターネット上で読むことができる。
つまり、わざわざ携帯電話に転送したりしなくても、携帯電話でインターネットに接続すれば、自分に届いたメールを読むことができるのだ。
携帯電話だとちょっと長いメールはサイズオーバーで読めないが、ウェブメールの場合は全文読むことができるから非常に便利だ。

 ところが、このウェブメールのゴミ箱の中から完全にメールを削除する設定をしていなかったため、受信メールがどんどん増え容量を目一杯使ったため、新規メールの受信が不能になったのだ。
 通常のメールはサーバーから受信後3、4日で自動的に削除する設定にしていたから、ウェブメールもそれで削除されると思っていたのが勘違いで、ウェブメールの削除は別に設定する仕様になっていた。
まあ、こちらがマニュアルをしっかり見てなかったミスだ。

 それにしても感心したのはNTTPCの対応だ。
同社の場合、問い合わせはすべてメールでしか受け付けないのだが、朝問い合わせると確実に夕方までに対処法を紹介したメールが届くのだ。
 最初に容量一杯で受信不能になって4日後に再び同じ症状で容量が一杯になった原因は、受信できなかった間のメールを4回ほどサーバーが受信しにいくらしく、その間のメールがまるでスパムメールのように繰り返し受信され、あっという間に再び容量が一杯になったのだった。

 しかし、この時はサーバーの容量を一時的に150Mから一気に2000Mまで開放してくれたので、問題なく処理することができた。
この辺りの対応はサスガと感心した。

 プロバイダーやサーバーは問題が起こった時の対処方法や対処能力で善し悪しがはっきり分かれる。
料金的にはWebARENA Suite2よりはるかに安いところはいくらでもあるが、やはりNTTPCを選んでよかったと、いまさらながらに思った。
お勧めのホスティングサーバーである。

解約率1%のレンタルサーバー WebARENA Suite2