栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

丸い半導体(ボールセミコンダクター)に挑んだ男たち

2006-11-29 16:33:20 | 視点
 ボールセミコンダクターという会社がある。
日本語に訳して「丸い半導体」。
半導体が丸いなんて信じられないだろうが、世界で初めて丸い半導体を作ったのは日本人だ。
本社はアメリカ・ダラス。社名はボールセミコンダクターである。

 同社については私がリエゾン九州のHPの「九州の技術」という項に

「日本とアメリカで半導体の歴史を変えようとしている男達」
と題して収録しているので、そちらを一読いただきたい。
 ページの下の方なので、サイドバーを下に動かすと見えてくる。

 同社の共同創業者・仲野英志氏と知り合ったのは、もう6年前。
帰国されたとき知人の紹介で福岡で一度お会いした。
 1昨年、代表者の石川氏が亡くなられ、その跡を継いで社長をされていたが、今年、前社長の子息に社長職を譲り、退職・帰国された。

 今回、福岡・大分に来られる(三井ハイテック、TIへの訪問目的)ついでに知人達とお会いになるそうで、その際私にも会いたいので同席をというメールが来たので、今夜お会いする。

 同社の闘いを「丸い半導体(ボールセミコンダクター)に挑んだ男たち」という題名で出版された。(新生出版から発売)
 本の売り上げは全額ユニセフ及び車椅子・身障スポーツ普及の会NPOに寄付されるそうだ。
 ご興味がある方はぜひ同書をご購入頂きたい。
こんな素晴らしい会社があるのかと感じ、日本人を誇りに思うはずだ。

ITの先駆者 丸い半導体(ボール・セミコンダクター)に挑んだ男たち

新生出版

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