チャンスさえあれば・・・。
そう思っている企業経営者は多い。
特に中小企業の中でも規模の小さな企業ほど、そう思っている。
だが、本当にチャンスはなかったのだろうか。
それともチャンスをチャンスと気付かなかっただけなのか。
視点を変えたり、発想を変えれば簡単に実現できることがある。
ピンチと思っていたことも、発想を変え、別の角度から見ればチャンスになることはよくある。
しかし、固定観念に捕らわれていれば、見えるものが見えなくなってしまう。
そして案外、こうした固定観念に捕らわれている人は多いものだ。
例えばK社の場合。
先代社長はとりたてて世話好きというほどではなかったが、人望も厚く、頼まれれば業界内外の役員を引き受けるなど面倒見のいいことで知られていた。
ところが2年程前、胃にポリープが発見され、入院・手術することになった。
幸い早期発見だったこともあり、ポリープの切除は内視鏡手術で行われ、結果も良好だった。
それから1年あまり後、突然お亡くなりになった。
後継者はご子息のM専務で、年齢は40前。
突然、バトンを渡されたM専務の苦労は大変だったに違いない。
全文を読む

そう思っている企業経営者は多い。
特に中小企業の中でも規模の小さな企業ほど、そう思っている。
だが、本当にチャンスはなかったのだろうか。
それともチャンスをチャンスと気付かなかっただけなのか。
視点を変えたり、発想を変えれば簡単に実現できることがある。
ピンチと思っていたことも、発想を変え、別の角度から見ればチャンスになることはよくある。
しかし、固定観念に捕らわれていれば、見えるものが見えなくなってしまう。
そして案外、こうした固定観念に捕らわれている人は多いものだ。
例えばK社の場合。
先代社長はとりたてて世話好きというほどではなかったが、人望も厚く、頼まれれば業界内外の役員を引き受けるなど面倒見のいいことで知られていた。
ところが2年程前、胃にポリープが発見され、入院・手術することになった。
幸い早期発見だったこともあり、ポリープの切除は内視鏡手術で行われ、結果も良好だった。
それから1年あまり後、突然お亡くなりになった。
後継者はご子息のM専務で、年齢は40前。
突然、バトンを渡されたM専務の苦労は大変だったに違いない。
全文を読む
