栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

頑張る企業とダメな企業の違い(1)

2007-08-18 01:13:43 | 視点
 職業柄いろんな企業経営者に接してきたが、なるほど伸びるはずだと納得できる企業がある反面、これはダメだと逆の意味で頷ける企業もある。
一体両者はどこが違うのだろうか。
結論から先に言えば、ダメな企業はダメなこと自体に気付いていないのである。

 例えば当事者意識が薄いというか、どことなく話が他人事に聞こえる経営者。
当然、業績が上がらないのも部下の責任で自分の指導や指示がまずいとは全く気が付
いていない経営者は結構多い。

 また少し手を打った方がいいのではないかと思い、それとなく数回メッセージを送っているのだが、一向にそのことに気付かない経営者もいれば、こちらが一生懸命指導しているのに、常に言うことが評論家的で真剣さが感じられない人等々。

 こういう人達に共通しているのは「ありがとう」という言葉を言わないことである。別に誰かに感謝しろと言っているのではない。そういうことではなく、なんらかのサポートなり、アドバイスをもらったと思えば感謝の言葉を口にするのは当たり前のことである。それを言わないということはアドバイスをアドバイスと感じていないということであり、そのこと自体にすでに問題があると思うのだが、それに気付くようならダメ企業ではないか。

 さて、以下に伸びる企業とダメな企業の違いを列挙してみよう。

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