栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

ベスト電器は生き残れるか

2007-12-11 23:33:34 | 視点
 最近、九州の女は大柄、小柄を問わずよくモテるようだ。
中身はさほどなくても、遠目にはいい女に見えるのか、それとも持参金の多さを期待してのことなのか、あるいは親類縁者に魅力があるのか分からないが、なぜか九州の女は東男によく持てる。
 好いた、惚れたといわれ、結婚したのはいいが、しばらくしてポイ、なんてことにならなければいいがと思うのは、持てない男のひがみだろうか。

 1年前には紳士服のフタタがアオキとコナカからラブコールされ、最終的にフタタは嫁ぎ先にコナカを選んだのはご存じの通り。
 いま同じ立場にあるのがベスト電器。
ラブコールを送っているのはヤマダ電機とビックカメラ。
最初にラブコールのサインを出したのはヤマダ電機だったが、ベスト電器は後からサインを出したビックカメラと先頃結納を交わした。
しかし、ヤマダ電機はまだ諦めていない。
来年5月の株主総会の時に何らか仕掛けてくるのはほぼ間違いないところだが、一体ヤマダ電機はベスト電器のどこに魅力を感じているのか。

 一方のビックカメラも最近は地方都市に攻勢をかけており、11月下旬には岡山駅前に大型店を出店した。

 ビックカメラもヤマダ電機もついこの間まではベスト電器の競合相手である。
家電量販店はいま大きな再編の波をかぶっているが、実は以前、ベスト電器はエディオングループと統合する動きがあった。
それを蹴って自主独立に走ったはずだったが、一転、今回の統合。
かつては売り上げ日本一を誇った時代もあったベスト電器。
その同社のどこに弱点があったのか。
その辺りを解説していく。

             --記--

●日 時:12月15日(土) 13:30 ~ 17:00
●場 所:農民会館(中央区今泉1-13-19)3F

       ビックカメラ(西鉄電車高架下)の裏
      1.西鉄今泉ビルの所の辻を、国体道路を背にして右へ入ると左手。
      2.国体道路・警固神社前の信号から今泉側へ入り、最初の辻を左。
●内 容:
1.勉強会「ベスト電器は生き残れるか」
    講師:ジャーナリスト・栗野 良
●参加は誰でも自由。参加費は1,000円