栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

次期政界再編を睨み新党起ち上げに動く平沼氏

2007-12-13 01:16:52 | 視点
民主、岡山3区で擁立見送る方針 平沼氏の新党構想受け(朝日新聞) - goo ニュース
 国会の会期延長が具体的なスケジュールに上りだし、解散総選挙の日程が早まることがほぼ確実になり出した。
当惑しているのは小泉チルドレンといわれる連中だろうが、彼らはもともと最初から1期のみの使い捨て人材。
当の小泉氏自身がチルドレンの面倒など端から見るつもりがないのだから、チルドレンの大半は出馬しても落選するのは目に見えている。
 チルドレンの唯一の後ろ盾ともいえるのが武部勤元幹事長だが、山崎派から出て自派閥を作る勇気も実力もなく、せいぜい「失言大王」といわれるぐらいが関の山だから、チルドレンとしても武部氏を頼むわけにもいかない。

 まあ、この辺の動きはどうでもよくて、かつては総理に最も近い男との呼び声もあった実力者、平沼氏がここにきてついに新党結成を模索し始めたようだ。
 郵政反対組で最後まで理念を通しつつも、国会の首相選挙では自民党総裁に票を入れるなど、復党の道も模索していたが、福田氏と小沢氏が大連立構想で基本合意するなど、政界再編に向けた動きが水面下で激流のように流れ出したため、いまが好機と見たのだろう。
 まあ次期衆院選後に政界再編の動きが具体化すると見るのは衆目の一致するところだが、その際のキャスティングボードを握ろうという腹づもりなのだろう。
 それにしても近年、政治家らしい政治家がいなくなる中で、小沢、平沼というのは政治家らしい政治家といえるのではないだろうか。




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