舞子と弁護士を同類に論じるとお叱りを受けそうだが、ある部分似たところがありそうだ。
数年前、宮藤官九郎脚本、阿部サダヲ主演の「舞子Haaaan!!!」という映画があった。
阿部サダヲという名前はなんとも人を食ったような芸名だが、若い人というか歴史も知らない人は名前の由来を理解しているのかどうか・・・。
まあ、芸名のことはさておき、彼は名前通りに人を食った面白い俳優で、映画はタイトルからしてコメディーだが、これが結構面白かった。
実はこの映画で初めて京都のしきたりを知ったが、舞子遊びは一見(いちげん)客にはできないようだ。
金を払えば舞子を呼べるというわけでもないようで、そこが京都の格式を重んじるところだろうが、最初は誰かに連れられて行き、多少なりとも馴染みになった後でないと、店が客として受け入れてくれないようだ。
京都というと面白い話が結構あり、大学時代の友人は大阪・河内長野の出身で、彼女が京都の女性。
ある時、彼女の家に行き、長居をしていると、彼女のお母さんが「ぶぶでもどうですか」と言ったので、ちょうど腹も減っているしと、「それじゃあ、いただきますわ」と言ったらしい。
ところがなかなか出て来ない。
1時間も過ぎた頃にやっとご飯が出て来たので、米でも炊いとったんかいな、と半ば冗談で考えたらしいが、後日、本当にそれから米を炊いて、茶漬けの準備をしたらしい。
友人は彼女と結婚し、現在奈良に住んでいるが、いまでも「ほんまに京都はよう分から。表と裏が違うからな」と言っている。
単に友人が京都のしきたりを知らなかっただけだが、京都の古い街では「ぶぶ(茶漬け)でもどうですか」というのは「もうそろそろお帰りになる時間ではありませんか」という意味らしい。
京都の奥ゆかしいところだが、一方で格式を重んじるところもあり、その辺が京という街を理解しにくくしている。
話の前振りが長くなったが、舞子はんと弁護士が似ている点は一見(いちげん)をは相手にしないというところだ。
舞子は別にして、弁護士が一見客を相手にしないということはないのだが、モノを買うようにいきなりふらりと弁護士事務所を訪ねて相談しようとしても、それはなかなか難しいだろう。
それより、誰かの紹介があったり、事前に面識がある方が互いに話しやすいのはどの世界でも同じこと。
特に相手が力量のある弁護士ならなおのことだ。
時代が時代だけに、力のある弁護士と知り合いになっておいた方がいざという時に助かるのは間違いない。
まさに転ばぬ先の杖で、転んでから慌てて弁護士を探すのでは相手の力量も得意分野も分からずに頼むようなもの。
それよりはこのような勉強会で知り合っておく方が互いに印象がいいのは言うまでもないだろう。
ということでお願いしたわけではないが、今回の講師、萬年浩雄弁護士は福岡でも1、2を競う弁護士事務所の所長であり、義理人情に厚い人情家私でありながら、弁護士としての能力も頭抜けている優秀な弁護士である。
私はいまから7、8年前に知り合い、以来、友達の末席に加えてもらっている(恐らく)。
リエゾン九州の例会では定期的に話をしてもらっているが、毎回とても好評で、萬年さんの話を楽しみにしている人は多い。
今回の話も非常に興味がある内容だ。
多くの人にこの機会を利用してもらえばと思っている。
--リエゾン九州10月例会--
●日 時: 10月13日(火)18:30 ~ 21:00
◎場 所:光ビル5F(中央区天神4丁目9-12)
日本銀行(昭和通り沿い)とガーデンパレスの間の道を
浜の方(須崎公園の方)に進む。
「ほっともっと」を通り過ぎ、道路に交差する手前、右側のビル。
●内 容:
1.勉強会
「これからの時代を生き抜くために何が必要か」
講師:萬年浩雄弁護士
1.現代はどうなっているか
小さな政府論、市場原理主義、規制緩和→強欲資本主義→リーマンショック
→世界不況へと続いてきた現状を分析し、その中で何がどのように変わった
のかについて
2.我々はこの時代にどう生きるのか。
「官僚の夏」をどう見るか
人は顔で判断する
のれん=ブランドの意味 etc
今後の生きていくヒント、ビジネスをする上でのヒントについて
●例会参加は誰でも可能です。(但し、事前に参加申し込みをして下さい)
参加費用:会員は 1,000円。
非会員は 2,000円。
数年前、宮藤官九郎脚本、阿部サダヲ主演の「舞子Haaaan!!!」という映画があった。
阿部サダヲという名前はなんとも人を食ったような芸名だが、若い人というか歴史も知らない人は名前の由来を理解しているのかどうか・・・。
まあ、芸名のことはさておき、彼は名前通りに人を食った面白い俳優で、映画はタイトルからしてコメディーだが、これが結構面白かった。
実はこの映画で初めて京都のしきたりを知ったが、舞子遊びは一見(いちげん)客にはできないようだ。
金を払えば舞子を呼べるというわけでもないようで、そこが京都の格式を重んじるところだろうが、最初は誰かに連れられて行き、多少なりとも馴染みになった後でないと、店が客として受け入れてくれないようだ。
京都というと面白い話が結構あり、大学時代の友人は大阪・河内長野の出身で、彼女が京都の女性。
ある時、彼女の家に行き、長居をしていると、彼女のお母さんが「ぶぶでもどうですか」と言ったので、ちょうど腹も減っているしと、「それじゃあ、いただきますわ」と言ったらしい。
ところがなかなか出て来ない。
1時間も過ぎた頃にやっとご飯が出て来たので、米でも炊いとったんかいな、と半ば冗談で考えたらしいが、後日、本当にそれから米を炊いて、茶漬けの準備をしたらしい。
友人は彼女と結婚し、現在奈良に住んでいるが、いまでも「ほんまに京都はよう分から。表と裏が違うからな」と言っている。
単に友人が京都のしきたりを知らなかっただけだが、京都の古い街では「ぶぶ(茶漬け)でもどうですか」というのは「もうそろそろお帰りになる時間ではありませんか」という意味らしい。
京都の奥ゆかしいところだが、一方で格式を重んじるところもあり、その辺が京という街を理解しにくくしている。
話の前振りが長くなったが、舞子はんと弁護士が似ている点は一見(いちげん)をは相手にしないというところだ。
舞子は別にして、弁護士が一見客を相手にしないということはないのだが、モノを買うようにいきなりふらりと弁護士事務所を訪ねて相談しようとしても、それはなかなか難しいだろう。
それより、誰かの紹介があったり、事前に面識がある方が互いに話しやすいのはどの世界でも同じこと。
特に相手が力量のある弁護士ならなおのことだ。
時代が時代だけに、力のある弁護士と知り合いになっておいた方がいざという時に助かるのは間違いない。
まさに転ばぬ先の杖で、転んでから慌てて弁護士を探すのでは相手の力量も得意分野も分からずに頼むようなもの。
それよりはこのような勉強会で知り合っておく方が互いに印象がいいのは言うまでもないだろう。
ということでお願いしたわけではないが、今回の講師、萬年浩雄弁護士は福岡でも1、2を競う弁護士事務所の所長であり、義理人情に厚い人情家私でありながら、弁護士としての能力も頭抜けている優秀な弁護士である。
私はいまから7、8年前に知り合い、以来、友達の末席に加えてもらっている(恐らく)。
リエゾン九州の例会では定期的に話をしてもらっているが、毎回とても好評で、萬年さんの話を楽しみにしている人は多い。
今回の話も非常に興味がある内容だ。
多くの人にこの機会を利用してもらえばと思っている。
--リエゾン九州10月例会--
●日 時: 10月13日(火)18:30 ~ 21:00
◎場 所:光ビル5F(中央区天神4丁目9-12)
日本銀行(昭和通り沿い)とガーデンパレスの間の道を
浜の方(須崎公園の方)に進む。
「ほっともっと」を通り過ぎ、道路に交差する手前、右側のビル。
●内 容:
1.勉強会
「これからの時代を生き抜くために何が必要か」
講師:萬年浩雄弁護士
1.現代はどうなっているか
小さな政府論、市場原理主義、規制緩和→強欲資本主義→リーマンショック
→世界不況へと続いてきた現状を分析し、その中で何がどのように変わった
のかについて
2.我々はこの時代にどう生きるのか。
「官僚の夏」をどう見るか
人は顔で判断する
のれん=ブランドの意味 etc
今後の生きていくヒント、ビジネスをする上でのヒントについて
●例会参加は誰でも可能です。(但し、事前に参加申し込みをして下さい)
参加費用:会員は 1,000円。
非会員は 2,000円。