栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

理念なき時代をどう生きるのか

2010-01-19 10:46:44 | 視点
 山と谷の幅は同じで、高さと深さもほぼ同じ。

だから失われた10年は、その後の10年で取り戻せる。

人間は「反省する動物」だから、と考えていた。

 ところが、どうもそうではないらしい。

人間は「反省する動物」どころか、人間ほど過去の経験、歴史に学ばない動物はいないようだ。

 一攫千金を夢見たバブルの亡者は不動産、株、ITと分野こそ変わるものの、何度も消えては現れる。

 あれだけ批判を浴びたアメリカ金融界の給与は、リーマンショック後1年あまりで再び巨額報酬が復活している。

彼らはなんて「強欲」なんだろう。それとも国に関係なく人間が強欲なのか。

 それにしてもこの変わり様は何だろう。

かつて日本人が広く持っていた「助け合い」「先義後利」といった思想は

「個人的利益優先」「市場万能主義」に置き換えられ、

これが同じ日本人かと思うほど変わってしまった。

 アメリカではオバマ大統領が今月14日、金融機関大手に「金融危機責任料」という実質特別税を課すことにした。

 背景に・・・

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