ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

変種カラタチバナの赤い実はたわわに

2010年01月07日 | 日記
庭にヒヨドリの落し物から生まれたカラタチバナが2株あります。
いずれも幼木で、その1株は昨年の年賀状に使いました。
今年いただいた年賀状にカラタチバナのことを思い出して
書いてくださった方が3人いました。

もう1株は2、3年前に私が株を足で踏んで、細い幹の部分が
途中から折れてしまいました。
植木として台無しにしてしまい、花の管理人から強く叱られました(笑)。
ところが、今年そのカラタチナバが信じられないくらいたくさんの実
をつけて驚いています。

カラタチバナは別名百両といわれています。
俗説によれば、同じ仲間の万両より実が少なく、実が1つか2つしか
つかないヤブコウジ(別名十両)より多いというところからきているようです。

昨日、花の管理人に”あれは本当にカラタチバナなの”と聞いたら、
葉が違うからと万両とカラタチバナの葉をとってきて比べて見せました。
確かに万両と葉が違うのでカラタチバナと認めざるを得ませんでした。

手元の山渓の樹木図鑑にあるカラタチバナは実は少ないし、
真鶴の森の中で見た野生のカラタチバナも実が少ないので、
足で踏んだことがこの植物の本来の特性を狂わせたのかも知れません。
これをカラタチバナの変種と名付けましょう。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。