市民の森の中を歩いていたら、薮蘭(ヤブラン)があちこちに
咲いていました。
ヤブランは薄暗い森の中を好むので、つい通り越して
しまうことが多いですが、コナラの根元に咲くヤブランを
見て足を止めました。
ヤブランの花は淡紫色ですが、ここのヤブランは紫色が濃く
美しいと思いました。
昨日アップしたノシランは園芸品種の趣がありましたが、
森の中で普通に見られるヤブランはいかにも野草らしいです。
秋には実が黒く熟し野鳥たちの食べ物になります。
8月はこの森の中でヒグラシの鳴き声がすごかったですが、
9月に入ってセミの鳴き声が少なくなりました。
トチノキの白い花を探して
以前からブナとトチノキの愛好者です。
出身が栃木県であることもありますが、20数年前に
パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た
街路樹の白い花が印象に残りました。