
庭の花の写真を撮りはじめたころわからない花の名前は
花の管理人に聞きましたが、オトギリソウ(弟切草)は
一度聞いたら忘れられない名前でした。
名前の由来を調べたら、秘薬のことを人に洩らした弟を
兄が怒って切ったという恐ろしい伝説からきています。
1.5センチほどの小さな花で雄しべを接写するのは容易
ではありません。
午後になると花が閉じるので気がつきにくいです。
高山の岩場で見かけるのはシナノオトギリで花が大きいです。
オトギリソウ科は草本のオトギリソウのほかに、木本に
ビョウヤナギやキンシバイがあり、いずれも黄色い花で
雄しべに特徴があります。