ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

散歩道のハナズオウ、八重桜、ニワトコ

2016年04月14日 | 帷子川
散歩道に花蘇芳(ハナズオウ)の紅色の花が咲いています。
長い枝に小さなつぼみをいっぱいにつけて見た目に花柄が
ありません。
ハナズオウを知ったのは20年以上前です。





当時、日経連載小説の「花ずおう」という章のタイトル
を読んだことを思い出します。
小説の粗筋は純情な青年が飲み屋の女にしつこく色仕掛けで
付きまとわれて多額の金を貢いだという話です。
作家はこの花の枝に密着する特徴を知って小タイトルに使った
と感じました。
家内からはそれは偏見よといわれています。



帷子川沿いに100本を超える八重桜が咲きはじめました。
遊歩道の狭いところに植栽されているので木が成長
すると剪定しないかと心配です。
八重桜も咲きはじめは葉が出ていいです。
八重咲きの花は雄しべと雌しべが花弁化したもので
ソメイヨシノのようにヒヨドリやメジロが近づいて
こないのが野鳥愛好者としてさびしいです。



帷子川沿いに淡黄白色のニワトコが咲いていました。
身近な山野でよく見かけますがこの時期は花が多く
いままで無視していました。
別名セッコツボク(接骨木)といい、枝や幹の黒焼きは
接骨、打ち身などの薬になることから、昔から大切に
された木とわかりました。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。