ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

追分の森の初秋の野草①

2016年09月08日 | 追分市民の森


追分の森の外れの水路沿いにアカソ(赤麻)が群生して
咲いていました。
長い間ここを歩いていますが、アカソに気づいたのは
ここ2,3年でした。
赤い花穂が水路の中に伸びて野草らしい魅力を感じました。



水路沿いの山側にヤマハギ(山萩)が咲いていました。
ハギは秋の七草のひとつで公園や庭木として植えられて
いますが、ヤマハギは山野に生えてよく似たミヤギノハギ の
ようにしだれないとされています。
ハギは万葉集に142首詠まれており、こんな素朴な花が
当時の歌人に親しまれたようです。



山側に初秋を代表するキキョウ科のツリガネニンジンが
咲いていました。
茎は1mほどに伸びて水路側に傾いているのが多かったです。
花が釣鐘状に咲いて太い根がチョウセンニンジンの根に
似ているのでこの名がつきました。
花色は白に近い色から青紫色がありました。
高山の夏山でよく見かけますが、身近な里山でも見られる
花です。



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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。