ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

キンクロハジロが渡ってくる公園

2010年01月27日 | 日記
その公園はこども自然公園と呼ばれ、子ども向けのちびっ子
動物園や遊戯施設があり、休日には家族連れで賑わいます。
またバーベキュー広場があるので、
近くを通るとバーベキューの煙から臭いがしてきます。
男たちが料理を作っていて、それは私たちの世代が経験したことのない
若者のアウトドアの楽しみのようでした。

以前から住んでいた人はこの公園を大池と呼んでいました。
その大池には秋になると毎年渡り鳥のキンクロハジロが渡ってきます。
その数は30羽以上にもなります。
エサを撒いてくれる人が池に近づくと、金色の目をしたカモたちが一斉に集ってきます。

キンクロハジロにパンくずなどのエサをやるのを楽しみに来る人も多く、
ときには池の南側と北側で同時にエサをやると、
約30羽の集団が分散することがあります。
どちらに行こうか迷っているカモもいて微笑ましいです。

この池にはよくカワセミが出るので、
大きなカメラをもった人たちがいつも待機しています。
彼らの様子からいまカワセミがいるかどうか、
離れたところからでも察知することができます。
普段鳥に関心のない人もカワセミを見ると”綺麗な鳥ね”と
立ち止まって見つめている人が多いです。

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万葉の人が愛した白梅が咲いています

2010年01月26日 | 日記
近くの公園に白梅が咲きはじめました。
カメラを向けていたら、そばの木からモズが飛び立って
梅の木の向こうの木にとまってこちらを向いて尾を動かしていました。
それはモズ独特の仕草でした。

万葉集に梅は119首詠まれているそうで、
46首の桜に比べて梅が万葉の人にいかに人気があったか
わかります。
その代表的な梅を詠んだ歌として、次の大伴旅人の歌が知られています。
わが園に 梅の花散るひさかたの 天より雪の流れ来るかも

この歌から万葉の時代には梅といえば白梅を指していたようです。
白梅には桜のような華やかさはありませんが、
清楚な趣は早春の季節に相応しいと思いました。

昨年小田原の曾我梅林に観梅に行ったら、
栽培用に植えられた白梅が圧倒的に多かったです。
正直なところ現代人の私には、
白梅中心の観梅にはやや退屈しました。

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庭の梅花オーレンがいま満開です

2010年01月25日 | 日記
梅花オーレンは1月15日に咲きはじめをアップしました。
10日たって満開になりました。

梅花オーレンの鉢は春から秋まで庭の裏の半日陰に置かれましたが、
いま日差しを浴びて輝いています。
日差しを受けることには慣れていないですが、
キンポウゲ科のトップバッターとして花の少ないこの時期に
存在感を示しています。

庭にはキンポウゲ科の福寿草があります。
福寿草は地面を突き破って茎が出て部分的に咲き始めました。
また、同じキンポウゲ科の節分草はまだ茎が出ていませんが
節分に合わせて茎が出て開花するはずです。
これから早春の花が次々と咲きそうで楽しみになりました。

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市街地の向こうに富士山がくっきりと

2010年01月25日 | 日記
昨日は山の会の新年山行がありました。
丹沢の玄関口の秦野駅から弘法山、高取山、聖峰を歩く
低山ハイキングでした。
以前の新年山行は1200mクラスの高山を歩きましたが、
最近この時期は身近な低山歩きが多くなりました。

最初に着いた浅間山からは市街地の向こうに富士山が
くっきりと見えました。
桜の咲く季節はここからの富士山の眺望は素晴らしいですが、
昨日はポイントがなく、仕方なく桜の小枝を少し入れました。
そこから由緒ある弘法山を経て、高取山(標高556m)に向かいましたが、
低山とはいえアップダウンがあり歩き甲斐がありました。

途中フクロウが目の前の木にとまっているのを見られてラッキーでした。
それから聖峰を目指して急な下りを歩きました。
この一帯は針葉樹がなく自然林が続いていたので、
気持よく山の風景を見ながら歩きました。

やがて聖峰(標高360m)に到着しました。
ここからは眺望がよく近くには伊勢原の市街地、工業団地、
東名高速道が見え、遠くには江ノ島、横浜みなとみらいの
超高層ビルが見えました。
ここでみんなで持ち合った食べ物、飲み物をテーブルに出し合って
昼食休憩兼小宴会をしました。
そこで1時間余り和気藹々とやって下山しました。

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庭の寒木瓜(カンボケ)は鳥に狙われて

2010年01月24日 | 日記
12月はじめから庭の木瓜が咲いています。
もう部分的に咲きはじめから1ヶ月半以上たっていますが、
咲くとヒヨドリやメジロがきて花を突くので花がさびしくなり
木瓜の開花をいつにするか毎年悩ましいです。
図鑑では3月から4月に開花となっていますが、
12月ごろから咲く木瓜を寒木瓜と呼ぶことが多いです。

正月に小学1年生の孫が遊びに来て庭でサッカーをやりました。
この木瓜の近くにボールが飛んだときは、
刺があるからと木瓜には近づかせませんでした。

庭にもう1本絞りの入った花の咲く木瓜があります。
20数年前に隣の町内の見知らぬ老人が鉢をもって訪ねてきて
この木瓜を引き取ってほしいと頼まれました。
聞くと家庭の事情で引越しすることになり、
木瓜の鉢を預かってくれる家を探しているということでした。
その木瓜は地植えにして立派に成長しました。

夏目漱石の木瓜好きは有名で「草枕」に出ていたり、
次の俳句にも詠まれています。
木瓜咲くや漱石拙を守るべく
この俳句については、西日本新聞の次のコラムを紹介します。
http://www.hpmix.com/home/tshige/C11_3.htm

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。