ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

大きなサクラの木の下で

2011年04月19日 | 日記
ツグミが旅立つ前に一目見ようと思って
近くの公園の野球場の芝生をネット越しに見たら、
いつもクェクェと鳴き、こちらを気にするように
顔を向けてピョンピョンと跳ねる愛らしいツグミの姿は
ありませんでした。
もうシベリアに渡ってしまったようです。

近くの大きなサクラの木はまだ花が咲いていて、
下に花びらが散って広場は真白になっていました。
近寄って見たらオオシマザクラのようでした。
このサクラを見収めに撮ろうと構図を考えました。

このサクラの木のそばにワイヤーに滑車付きロープの
ついた遊戯施設がありました。
なだらかな傾斜を使ってワイヤーを滑る施設です。
さしずめ人間ロープウェーでした。
女の子がロープにぶら下がっていましたが、
はじめてなのかこわごわとぶら下がっていました。
ちなみにここは「冒険の丘」と呼ばれています。

帰りにもう一度ツグミを見ようと野球場に立ち寄り
ましたが、ツグミは見当たりませんでした。
ワイヤーには男勝りの女の子が滑っていて
その俊敏な動きに目を見張りました。

夜半からの強い雨に打たれて、大きなサクラの木の
花はあらかた散ってしまったに違いありません。

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赤と白の源平花桃が咲いていました

2011年04月19日 | 日記
ツグミのことが気になって公園のグランドに行ったら、
1羽も見当たりませんでした。
12月20日ころに群れで渡ってきましたが、もう
最後の集団もシベリアに帰ったようです。
ツグミは身近な好きな野鳥の一つですが、見られなくなると
さびしいです。

帷子川に行ったら、緑色の頭が美しいマガモも渡ったようです。
コガモが少し残っていましたが、数日中にいなくなるでしょう。
冬の間散歩中に10数種の野鳥を観察してきましたが、これから
冬鳥がいなくなると双眼鏡を携帯する必要はなさそうです。

帰りに保育園の近くの庭の広い民家に赤と白を咲き分ける花桃が
色鮮やかに咲いていました。
ネットで検索したら、源平花桃という品種でした。
4月になってヨメイヨシノやヤマザクラの白い花を堪能しましたが、
源平花桃の華やかさには目を奪われました。

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市民の森で見た竹林、ヒトリシズカ、キランソウ

2011年04月18日 | 日記


その市民の森の中には孟宗竹の広い竹林がありました。
間伐されていたので竹林の中に光が入り明るかったです。
竹林の入口に「ここは民有地です。タケノコの盗掘厳禁」と
立て看板がありました。
通路の近くに筍が1個目につきましたが、枯れ草が根元を
覆っていて写真を撮るのに困りました。

家内から中に入って枯れ草を取ったらといわれましたが、
筍の出る時期に竹林の中に入ることをためらいました。
瓜田(がでん)に履(くつ)を入れず」という諺がありますから。
竹林に柵がなくここを通った人の良識に任せるという
市民の森の管理者の姿勢に好感をもちました。



森の中を歩いていたら、家内が雑木林にひっそりと咲いた一人静
(ヒトリシズカ)を見つけくれました。
和名は静御前にちなんでつけられたといわれています。
名前の由来から一人静はよく知られた野草です。



道路に出たら土手に紫色の花が地面にべったりついた野草が
あちらこちらにありました。
ロゼット葉が放射線状についたシソ科のキランソウです。
この植物は地獄の蓋(ジゴクノフタ)という別名があります。
その別名からくる印象が強いのであまり好きになれませんが、
斜面に咲く比較的感じのいい花を撮りました。

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身近な森で見たフデリンドウ、、ヤブレガサ、ハルジオン

2011年04月17日 | 日記


この森にフデリンドウがあることはわかっていましたが、
春蘭探しに夢中で見つけたのは最後の谷戸を歩いているときでした。
フデリンドウは日が当たって美しく輝いていました。
この森にフデリンドウがあるのを忘れていたわと
発見者の家内がいいました。
和名は花の様子が筆の穂先に似ていることによります。



広い森の笹の少し生える中にヤブレグサを見つけました。
道路から少し入ったところで気がつきにくいところでした。
先日「泉の森」で見たヤブレガサは葉が伸びきっていましたが、
この森のヤブラガサは”名は体を表わす”の言葉のように、
破れ傘らしい趣が出ていてニンマリしました。



道端に帰化植物のハルジオンが咲きはじめていました。
例年ならハルジオンの一番花を3月に日溜まりに咲くのを見ていますが、
今年は4月の半ばになってしまいました。
咲きはじめの淡紅色の花が好きですが、見当たりませんでした。
あと半月も過ぎれば、野原や道端はハルジオンが花盛りになるでしょう。

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春蘭(シュンラン)探しに行ってきました

2011年04月16日 | 日記
自然観察で希少な植物の場所はネットに明かさないのが
マナーとされています。
今日家内と一緒にある市民の森に春蘭探しに行きました。
桜が散っているので時期が遅いことはわかっていましたが、
開花遅れのものを期待して行きました。

雑木林の枯れ葉の上に咲く春蘭は野趣あふれる好きな野草の
一つです。
家内は春蘭とヤブランとの葉の違いをつかんでいるようで、
5メートル先の春蘭も一目で探し出します。

今日は10株以上見つけましたが、私が見つけたのは1株だけで
それも昨年の場所を覚えていたからです。
そこの春蘭はかなりの大株で木の根元の向こう側にあり人目に
つきにくいところにありました。
山路から5メートルも離れた成木の先に見えるわずかな細長い葉を
見ただけで春蘭と見分けるとは、カミさんの神業(?)ではと
脱帽しました。

今年も木の根元に元気な春蘭を見つけてほっとしましたが、
花は咲き終わっていました。
来年も残っているようにと枯れ枝を3本乗せてその場を去りました。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。