ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

庭のホトトギス4種

2013年10月10日 | 日記








単にホトトギスというと夏鳥のホトトギスを思う方が多い
でしょう。
昨年の夏、信州の車山高原を歩いた時、目の前の木から
ホトトギスの大きな鳴き声がしました。
しばらくホトトギスの姿を探しましたが、葉の茂った中に
いるので見つからなったです。
野鳥のホトトギスは胸にあらい横じまがあるのが特徴です。

植物のホトトギスは花被片の斑点を野鳥のホトトギスの
胸の横じまになぞえてつけられました。
図鑑によると和名は杜鵑草です。

庭に4種類のホトトギスが咲きますが、白花ホトトギスは
肝心の斑点がありません。
キバナホトトギスはまだ咲いておらず昨年のをアップしました。

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市民の森の秋の野草(3)

2013年10月09日 | 追分市民の森


追分市民の森の水路の上に背の高いアメリカセンダングサ
が山側から傾いて咲いていました。
住宅地の道端などでも見かけるコセンダングサの仲間です。
これらのセンダングサはこれから花が終わるとトゲのある
そう果ができて、近づくとズボンなどの衣服にいっぱい刺さり、
そのままでは家に帰れません。





水路の中に淡紅色のミゾソバが咲いていました。
和名の溝そばは溝に生えるそばに似た花という意味です。
近くの水路にそばの花によく似た白い野草が群生して
咲いていました。
帰ってネット検索したら、白い花はシュッコンソバ(宿根そば)
とわかりました。
いま帷子川上流に繁茂している花と同じでした。



水路の中にミズヒキが真っ赤に輝いていました。
山野で見慣れたミズヒキと違った水辺の魅力を感じました。
このルートをこの時期に歩いたのははじめてでした。

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市民の森の秋の野草(2)

2013年10月08日 | 追分市民の森


追分市民の森の別の水路のそばのコンクリートで固められた
あぜを歩きました。
横の田んぼは稲刈りが済んではざかけにされていました。

水路の上の蜘蛛の巣にジョロウグモのメスがいましたが、
細い糸があってカメラを向けるとピントが合いませんでした。
糸のないところでカメラを近づけてジョロウグモを撮る
ことができました。





水路の底を見たら、小さな山栗の実がたくさん落ちていました。
あぜに落ちていた栗の毬(いが)の中は全部空でした。
山栗の実を撮るのははじめてです。

山側から水路に傾いた草丈1m以上あるタイアザミにキアゲハが
きて花蜜を吸っていました。
チョウは目の前で翅を動かして飛び去ろうとしませんでした。



カントウヨメナにベニシジミがとまっていました。
ベニシジミは身近な可愛いチョウですが、今年は見ることが
少なく久しぶりでした。

昨日はこの森で20種以上の秋の野草を観察しましたが、
シソ科のニガクサははじめてでした。

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市民の森の秋の野草(1)

2013年10月08日 | 追分市民の森


追分市民の森に10日ぶりに行ったら稲刈りが終わって
はざかけがしてありました。
秋の風物詩です。
スズメ対策にネットが張ってありました。
はざかけにとまっていたスズメは多くはなかったです。





市民の森の外れの水路際を歩いてみました。
山側にヒキオコシ、イヌショウマが咲いていました。
シソ科のヒキオコシは被写体が淡いので、水路の上で
ピントが合わずさんざん泣かされました。







田んぼのそばの空き地にカントウヨメナとイヌタデ
(アカマンマ)が仲良く咲いていました。
大形の野草・ジュズダマとイヌホオズキが同じ場所に
咲いていました。

晩秋に空き地の下草刈りが行われると、実の成った
イヌホオズキは刈られますが、ジュズダマはなぜか
残ります。
なお、名前に「イヌ」のつく野草は役に立たないと
いう意味です。

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金木犀の香り

2013年10月06日 | 日記




昨日テレビに横田めぐみさんのご両親がめぐみさんの49回の
誕生日集会に出ているのが放送されて、「誕生日が来ると、
金木犀が香って、楽しんできた日を思い出しながら」という
言葉に同情しました。

夏の間、蚊を嫌いほとんど庭に出なかった花の管理人が
金木犀の香りがするわ と庭から話しかけてきました。
裏庭の金木犀の香りかしらという話でした。
庭の金木犀は半日陰で丸坊主に剪定するので花が咲くことは
少ないですが、今年は15センチの1枝に花がつきました。

近くの公園の金木犀を思い出し行って見たら、階段の両側の
金木犀の成木からほのかな香りがしました。
よくこの階段で犬を連れた人を見かけますが、その日は肌寒く
金木犀の香りを一人占めしました!



追記:
今日10月7日、追分市民の森に行ったら、近くの民家に金木犀の
大木が2本黄金色に輝いていました。
高さは7,8メートルあり、直径15センチの木が2本株立ち
していました。
見上げると金木犀の向こうに白い雲があって素晴らしい秋景色でした。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。