香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

2019年あけましておめでとうございます

2019年01月01日 00時00分00秒 | 年賀状

     

今年の年賀状は、12年前の亥年に作った印を再び使用しました。

篆刻を始めて5年目頃で、4cm角の石に刻したものです。

気づいた方もいらっしゃるかな。

賀正は右から読みます。

年上の方には、二文字ではなく、謹賀新年など4文字の賀詞を使うべきだそうですが、その頃は知らずに作ってしまいました。

今回は無礼を承知でまた使ってしまいました。お許しを。

新年早々手抜き感はありますが

感謝の気持ちはいっぱいです。

昨年、拙個展にご来場いただいた皆様、拙ブログを閲覧して下さった皆様、そしてお世話になった皆々様、ありがとうございました。

皆様にとりまして素晴らしい一年でありますように

 

見出しの年賀状の左端に書いた「己亥元旦」の「己亥(きがい・つちのとい)」は2019年の干支です。

干支(えと)は、十干「甲(こう)乙(おつ)丙(へい)丁(てい)戊(ぼ)己(き)庚(こう)辛(しん)壬(じん)癸(き)」と十二支「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の組み合わせからなり、60通りあります。60歳の年に、生まれた年の干支に還るので還暦と言います。十干のそれぞれの意味は、甲「木の兄(きのえ)」、乙「木の弟(きのと)」、丙「火の兄(ひのえ)」、丁「火の弟(ひのと)」、戊「土の兄(つちのえ)」、己「土の弟(つちのと)」、庚「金の兄(かのえ)」、辛「金の弟{かのと)」、壬「水の兄(みずのえ)」、癸「水の弟(みずのと)」です。そして、2019年は、己と亥の組み合わせで、訓読みは「つちのとい」、音読みは「きがい」となります。

干支印は、60年おきでないと使えませんが、今回の年賀状印は賀正に「いのしし画」のみだったので、12年ぶりに使えた次第です。

つらつらと長い説明になりましたが、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

コメント (2)