香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

特別展 顔真卿ー王羲之を超えた名筆ーを鑑賞

2019年01月19日 22時06分46秒 | 展覧会ご案内・訪問

     

昨日、今週から始まった顔真卿の特別展を観に、東京国立博物館に行って来ました。

一番の見どころは、日本初公開の祭姪文稿。

私も何度も臨書に挑戦した書なので、その真跡が展示されていることを知り、テンション上がりましたが、祭姪文稿が展示されている部屋はすごい行列!ようやく書の前に来ると「止まらないでください」と繰り返される係の方の声に押され、あっという間に通過でも、その迫力ある筆跡を一瞬でも目にすることができて幸せです中国でも滅多に観られないそうなので、中国人も多かったです。

その他にも多宝塔碑や三稿、顔氏家廟碑、そして裴将軍詩の拓本や自書告身帖の真跡など見たかった顔真卿の書を堪能できました。

顔真卿以外にも、甲骨文から始まって、漢代の隷書や王羲之、智永の千字文、唐の三大家、懐素の自叙帖と千金帖などなど名品がずらり!さらに、平安時代の三筆・三跡や明清の書も!勉強したもの勉強したいものをたくさん鑑賞できて、大満足でした。

唯一、会場内で写真を撮っていい場所があります。

巨大な唐の玄宗皇帝筆の紀泰山銘です。

今回も図録買っちゃいました!

図録は2,800円ですが、多宝塔碑のトートバック付きの3,500円にしました。

見出しの書は、祭姪文稿の「真卿」を半紙に臨書しました。

まだまだ原帖には近づけませんが

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