誉田(ほんだ)哲也さんの小説「幸せの条件」を読みました。
誉田哲也さんの小説を読むのは初めてですが、ドラマ化された「ストロベリーナイト」の原作者と知ってビックリ。
「幸せの条件」も女性が主人公ですが、「ストロベリーナイト」の姫川玲子とは全然違うキャラクターで、恋も仕事も中途半端な瀬野梢恵・24歳。
社長に「役立たず社員」と罵られ、バイオエタノール用米栽培の協力農家を獲得するまで帰って来るな、と長野出張を命じられます。行く先々で断られ、なりゆきで農業見習いを始めることになり、終盤で本の帯のセリフに変化していきます。「幸せの条件」とはなんなのか、本当は優しい社長の言葉が感動的です。
最後にずらっと並んだ参考文献に加え、解説で長期の現地取材が行われたことがわかり、この1冊に詰まっている作者の思い入れが伝わってきました。
見出しには作品を載せると決めているので、小説のレビューの時は表紙を真似てササっと書いたものを載せていますが、いつもお粗末過ぎですみません😅
今回のは顔が黒過ぎ!お髭が生えてるみたいになっちゃった😓
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