『うちの父が運転をやめません』は、垣谷美雨さんの小説。
タイトル通り、高齢の親に免許返納をさせたいお話です。
1日2本しかないバス便も廃止になるような田舎に住む親は、車を運転できなくなったら、買い物にも行けなくなり、趣味の碁会所にも通えなくなってしまう、便利な都会で慌ただしく暮らす息子一家は、みんなが幸せになれる解決策を模索します。
身近な社会問題を垣谷美雨さんならではの視点で描く心温まる家族小説は安心感があり、好きな作家さんのお一人です。
うちの父が運転をやめません (角川文庫) 垣谷 美雨 KADOKAWA |
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