香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

おかえり横道世之介~最近読んだ小説から

2022年12月21日 14時58分33秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

吉田修一さんの小説「横道世之介」の続編が文庫本になった「おかえり横道世之介」を読みました。

     

24歳になった横道世之介の人生のダメな時期1年間が描かれ、合間に、その期間に世之介と関わった人たちのその後が語られています。

前作の「横道世之介」を読んでから2年以上経っているので、世之介の悲しい結末に心が痛んだこと以外、細かな内容を忘れてしまっていましたが、読み始めてすぐ、愛すべき横道世之介が蘇り、題名の「おかえり」がぴったりきました。

巻末の特別対談によると、現在、完結編を連載中で、少年編も考えているらしいので、また世之介に会えるのが楽しみです。

 

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