いつも文庫本ばかり読んでいますが、久々に出たばかりの単行本を読みました。原田マハさんが棟方志功を描いた長編アート小説「板上に咲く」です。
「ワぁ、ゴッホになるッ!」とゴッホを目指す青森の貧乏青年が、世界のムナカタになるまでをそばで支え続けた妻の目線で語られます。
以前読んだ梶よう子さんの「広重ぶるう」の歌川広重はゴッホに影響を与え、そのゴッホは棟方志功に影響を与える、不思議な縁で繋がっている気がします。
青森弁を交えながら、棟方志功の愛すべき人となりがわかりやすく綴られていて、おすすめの一冊です。
小説は寝る前と目覚めてから布団の中で読んでいますが、最近、早起きになったので、読む時間が減って、時間がかかっています😓
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます