厚生労働省では、現在、「キャリア支援企業表彰2013」の自薦を受け付けている。
これは、「人を育て」・「人が育つ」ことを経営の重点として取り組み、成果を上げている企業を公募し、優れた事例を表彰するもので、受賞企業は10月下旬に発表される。昨年は、従業員4万人の大企業から従業員16人の小企業まで10団体が選ばれた。
具体的には、応募企業が行ったキャリア支援策を、次の3つの観点から評価し、選考する。
(1) 企業(組織)ビジョンとの統合
→ 企業としてありたい姿、企業ビジョンと合っているか?
(2) 自己の成長感、成長期待
→ 従業員にとって、成長感、成長期待を感じられる仕組みがあるか?
(3) 社会との調和
→ 雇用問題等の社会的な課題を解決する方向と合っているか? また、地域や社会との関わりを推進するものであるか?
そして、そのキャリア支援策が他企業にも活用できるか、ひいてはキャリア支援の普及促進に貢献するものであるかといった点も、表彰者(厚労省)としては、重要な評価ポイントだろう。
「キャリア支援企業」として表彰・公表されれば、「人-ヒト-」を大事にしている企業であることを広く世間に伝えられ、社内外のイメージアップに効果があるはずだ。何らかのキャリア支援策を講じている会社は、応募を検討してみてはどうだろうか。
ちなみに、応募締め切りは、6月30日(日)(消印有効)とのことだ。
【参考】厚労省リーフレット
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