リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ナイトクラブに休業命令だって

2020年09月10日 | 日々の風の吹くまま
9月9日(水曜日)。☀☀☀。朝からあっつぅ~いっ。森林火災の煙による大気汚染注意報と猛暑注意報が同時に発令中。でも、煙はちょっと西にシフトしたようで、きのうは「高リスク」レベルまで上がった大気の質指数(AQI)がニューウェストではごく普通の「3」(低リスク)」に戻ったのでひと安心。気温の方はもう9月だから残暑というべきなんだろうけど、30度まで行っちゃいそうだなあ。

コロナ対策の指揮官であるボニー先生がとうとうナイトクラブと宴会場に即時休業の命令を出したもので、業界団体は死活問題だと文句たらたら。でも、営業再開の条件になっている感染拡大防止のルールを守っていなければ強い手段も止むを得ないと思うな。BC州での感染者の平均年齢が春には50代だったのが今ではミレニアル世代の20代に下がって、40歳以下の感染源は家庭内や職場からナイトクラブやバー、パーティなどの集まりにシフト。つまり、若いコロナバカたちがルールを無視して、パーティだ、クラビングだと群れ遊んでは感染を広めているってことで、東京の「夜の街」問題にちょっと似ているかも。まあ、人生をまだ十分に生きていない若者たちは理性も判断力もそれなりに未熟で、感性だけで付和雷同的に行動しがちだし、ミレニアル世代は自己中度も高いから、「なんでぇ~?」と口をとんがらせるだけかもしれない。

休業命令を免れたレストランやパブも営業のルールが強化されて、「酒類の提供は午後10時まで」、「閉店は午後11時」、さらに客が大きな声を出さなくても会話できるように「店内の音楽やスポーツ中継のボリュームを下げる」という厳しさ。最後の条件からして、客が音楽や大画面のスポーツ中継の大音響の中で飲んで食べて騒ぐタイプの飲食店が問題の中核だということが見て取れる。人間て、お酒が入ると規則もめんどうなこともどっかへ吹っ飛んでしまうから、結局は理性に訴えても無駄なんだろうな。ごく一部のコロナバカとそういう客をコントロールできない(しない)一部の飲食店のおかげで社会もビジネスもえらい迷惑を被っているわけだけど、元々そういうことには無関心な人たちだろうから、誰が何を言っても馬耳東風というところかな。

まあ、コロナバカは若者に限ったことじゃないのは、街を歩いているとよくわかるんだけど、前例のない社会環境ではいろんな意味での人間の「格差」が見えて来るものらしい。人間の成長速度がスローダウンしたのか、あるいはデジタル化し過ぎて身の回りのリアルとの脈絡を失ったのか、アナログ世代のワタシにはわからない。少なくとも状況と情報を0と1の間に広がる無限の空間で分析するスキルが「思考力」の根底にあるはずだと思うんだけど・・・。