リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

大きな蛾の襲来で窓を開けたら大変

2020年09月17日 | 日々の風の吹くまま
9月16日(水曜日)。霧/☁/煙/☀のどれか。目を覚ましたら、ブラインドの隙間か汚いオレンジ色の朝日が見えて、ああ、今日もまた煙か。もう1週間も毎日がこんなんだと、朝起きてもやる気が起きなくなって来る。でも、大気の健康への影響度を示すAQIが5日ぶりだかにひと桁に下がった(と言ってもまだ「高リスク」レベルだけど)そうだから、少しは出口が見えて来たのかもしれない。ただし、ニューウェストミンスター市とその周辺はまだ鎮火していない桟橋の火事の(有毒な)煙が地表近くを流れいるので要注意。それでも、改善しつつあると思いたいね。もう、ほんっとにうんざりだもの。

今日は暑くなるはずだったけど、まだ太陽がかすんでいるおかげで1日中わりと涼しいまま。でも、煙は薄まって来ても、今度はバラード入江の北側のノースショアマウンテンにあるメトロバンクーバーの水源地一帯で大発生しているシャクガのおかげで窓を開けられないので、暑くならないのは大助かり。この蛾、ツガやモミの針を食べて育った幼虫が蛹から一斉に飛び出して来ているわけだけど、数年くらいのサイクルで自然に大発生するんだそうで、それがだいたい3年くらい続くうちの今年は2年目だそうな。何しろ幅が3センチくらいあるのが何匹も窓や壁にぺたっとはりつくから気色が悪い。動きがとろいから、後ろから忍び寄って竹の割り箸の平たい部分で背中をポチッとやるとポトッと落ちて成仏してくれるのでいいんだけど、何度も出て行って退治するから、しまいにルーフデッキもバルコニーも蛾の死骸だらけ。
   
   

朝のうちに翻訳担当のルイザから「ファイル5」をアップロードして編集者にバトンタッチしたと言うメールが来たので、今日から次のファイルが来るまでは100%「遊びモード」。ミニチュア工房で、きのう「リビングルーム」の窓に取り付けたレースのカーテンを仕上げる作業。カーテンの下の方を左右に寄せてタイバックで止めるのに、手ごろなリボンがない。使い残した布地を貯めてある箱を開けて、何かないかなあとかき回していて、はたと思いついたのが、マスクを作って残った青いバンダナの切れっ端。ソファと色が合うし、縫ってある縁の部分を切り取れば手ごろな幅。寄せたカーテンをまとめてリボン風に糊付けしたけど、何かちょっと物足りない。房をつけようかな。そこで、青い縫い糸を出して来て、両端に真珠色のちっちゃなビーズを糊付けして、糸の真ん中をリボンの重ね目に糊付け。ついでにひと回り大きい真珠色のビーズを重ね目に糊付けして糸を隠したら、午前中いっぱいかかってしまったけど、おしゃれな感じになったじゃない。
   

午後、カナダポストから「小包を配達しました」と言うメール。追跡サイトで「メールで通知」を設定しておいたら、きのうは「天候により配達できませんでした」と言うメールが来ていて、けさは「配達に出ました」と言うメール。ネットショッピングの隆盛で宅配業者との競争が激しくなったせいか、昔はとにかく悪評ふんぷんだったカナダポストも変わったもんだな。先週届いた小包がワタシのミニチュアキットだったので、これはセレナからのカレシ宛の誕生日のプレゼント。中国からの郵便にしてはけっこう早く届いたね。よし、明日取りに行って来ようっと。