リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

静かでのんびりの普通の日だった

2020年09月22日 | 日々の風の吹くまま
9月21日(月曜日)。☁☀☁。空気はとってもさわやかで、AQIはこれ以上低くなれない「1」。ベーカー山が姿を現して、アメリカからカナダへ延々と連なるカスケード山脈もかなり遠くまで見えるから、国境の南でも天気が変わったということだろうな。我が家から1.5キロ先の桟橋火災の現場でも、今日は断続的に杭打ち機の音が聞こえていて、消防署長によると1両日中に完全に鎮火する見込みらしい。ああ、良かったぁ。

今日は毎年恒例のマンションの防火設備の検査の日。部屋の中にある煙探知器も点検するので、その時間には部屋で待機しているか、それができない場合は誰かに頼んでいてもらわなければならない。だいぶ前にたとえば最上階26階から20階までは午前8時半から10時半の間というように各階の検査予定の通知があって、「法定検査なので留守の場合は後日再度の検査員の訪問が必要になって、その費用はオーナーの負担」とはっきり書いてあるのに、留守の部屋が毎年数軒あるそうな。まあ、検査は最上階から始まるので、上の階なら少し遅れて出勤することもできるだろうけど、ずっと下の方の階は午後の時間帯なので、特に煙探知器がひとつしかない小さめの部屋を借りている人たちは2分くらいで済む検査のために仕事や学校を抜け出せないのかもしれない。我が家にマスクをした検査員がやって来たのは9時半を少し過ぎた頃で、2ヵ所にある煙探知器に薬品をスプレーして、ピィ~~~と鳴り出したら板であおいで止めて、はい、合格。

検査が終われば、後はごく普通の日。ミニアチュア工房で「リビングルーム」に置く本や花や観葉植物をちょこちょこ。カレシがシャワーすると言うので、少し前から「髪が伸び過ぎた。足の爪も伸び過ぎた」と、やってくれという暗示をかけて来ていたから、じゃあその前にヘアカットしようねと、バスルームにビニールのドロップシートを敷いてワタシのプチアトリエのスツールを置いて、床屋さんを開店。髪の量が少ないからバリカンでジャジャッと数分で済んで、さっと床屋を片付けたらシャワーを浴びている間に大きな爪切りを用意してペディキュアサロンを開店。ソファに座って、カレシの足を片方ずつワタシの膝に載せて、ソックスやシーツに引っかかって危ないじゃないのと思うくらい伸びた爪をパチン、パチン。それにしても、専用の「おうちスパ」でヘアカットをして、足の爪を切ってもらえるおじいちゃんて、どこを探してもそうそういないんじゃないかなあ。

普通の1日のトップニュースは前から憶測が流れていた州議会の総選挙。緑の党の協力で何とか維持して来た少数政権で、任期はまだ1年残っているけど、コロナのパンデミックでホーガン首相の支持率は10州の首相のトップにまで上昇して、今総選挙をやったら新民主党(NDP)が大幅な過半数を取るのは確実。そうなったらお払い箱になる緑の党は反対しているけど、野党第1党の自由党は党首の名前も思い出せないくらい影が薄いから、政権を安定させるには千載一遇のチャンスだろうな。私たちは保守派だけど、今回はNDPに入れちゃおうかな。投票日は10月24日。郵便投票ができるらしいから、おもしろくなりそう。