リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

上海からのプレゼントは中国の古代建築模型

2020年09月18日 | 日々の風の吹くまま
9月17日(木曜日)。霧/☁/煙/☀のどれか。空には何とも病的な色の太陽。でも、きのうよりは明るさが増して、直視するとまぶしく感じる。朝のAQIは「9」。窓にへばりついている蛾はほんの2、3匹。昼間はあまり飛んでいなくて、だいたい午後遅くから夕方にわっと集まって来るのは、蝶と違って蛾は夜行性だからだろうな。何だかヘンなところで虫の生態の勉強をしちゃったような・・・。

きのう小包受取代行オフィスに届いたセレナからの小包を取りに、カレシと連れ立ってミニミニウォーキング。歩いて片道がせいぜい5分だからウォーキングと言えるほどじゃないけど、「キミが持てな買ったら困るから」。(新しいショッピングカートを持って行けば大丈夫だけどね。)フィリピン系のオーナーのマーナとはすっかり顔なじみなので、何も言わなくても「来てるわぉ」と棚から小包を持って来てくれて、手数料300円の小銭をいつものようにビニールの小袋に入れたのを指先でつまんで受け渡しして、2人して笑って、ありがとう、じゃぁまたねぇ。

セレナががちがち、ぼてぼてに梱包した包みを何とか開いてみたら、うわっ、すごっ。何と、何と中国の古代建築の模型。箱に書いてある中国語を解読してみると、「唐時代末期に建てられた、中国に現存する最古の木造建築物」。ググってみたら、この「開元寺鐘楼」は河北省の石家荘にあって、唐朝末期なら9世紀の終わりか10世紀の初めの建築ということになるから、少なくとも1100年か。ただし、オリジナルのままなのは下の層で、上の層は何度か改築されたらしい。箱の中を見たら、英語の組立て説明書と一緒にレーザーカットしたパーツの板が何枚も入っていて、うはぁ。イギリスの大手小売チェーンのバイヤーをしているセレナが中国中を探し回ったと言うだけあって、これはすごいチャレンジだよ、カレシ(と、目をきらきらさせているのはワタシで、カレシは目を白黒)。「オレ、できるかなあ」と心細いことを言うので、大丈夫、共同制作ってことにしてワタシがヘルプしてあげるから。
   

ミニチュア工房での今日のワタシは「額縁屋さん」。キットについて来た絵がどれも気に入らなかったので、自分流に好きな絵を選んで、必要に応じて自分で額縁を作って、色を塗っての作業。昔っぽいレコードプレーヤーがあるので、ちょっとジャズっぽい絵も悪くないかなと、絵を描き始めた頃に集めたお気に入りの画家のフォルダを開けてはたくさんある作品の画像をためつすがめつ。最終的に選んで印刷したのは大好きなカンディンスキー2枚、アレックス・ゴッケルのジャズシーン1枚、ジェイ・ラッセルのジャズシーン2枚、ウィル・ラフューズの「マティニ」1枚、そして遊び心でギイ・ビュッフェの愉快な「マティニシェイカー」。どんどんワタシ流になる心地よさげな「リビングルーム」・・・。