リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

10日ぶりに新鮮な空気を吸えた

2020年09月20日 | 日々の風の吹くまま
9月19日(土曜日)。☂☁☂☁。しっかりと雨降り。けさのAQIは何とごく普通の「2」(低リスク)。この10日ほどの空気の汚さが嘘みたい。きのうの夜遅くには、ずっと見えなかったポートマン橋の赤い航空障害灯が点滅しているのが窓から見えて、川向こうのサレーセントラルのタワー群の窓の明かりもくっきりだったので、期待感いっぱいで寝たんだけど、ここまで劇的に改善するとは思わなかったな。午後には空のてっぺんが何となく青みがかって来て、今日は大きく息を吸っても大丈夫ということで久しぶりに坂道ウォーク。雨が戻って来る前に買い物を済ませて、夕方にルーフデッキにぽつぽつとでき始めた水玉模様を眺めて、2人して雨っていいもんだねえ。

今日は土曜日恒例の床掃除のついでに空気清浄機の掃除。旧居のオフィスで使っていたイオン式のもので、新居ではあまり使うことがなかったけど、今回は大いに活躍。上のふたを開けると金属の筒が三重に入っていて、それぞれを引っ張り出してみると、うはっ、一番太い筒の外側は空気取入れ口のパターンそのままに汚れが付いている。この3、4日はほぼ1日中使っていたからなあ。殺菌シートで拭いたらあっという間に真っ黒。何となくべとべとするような感じ。新しいシートで内側も拭いたら、2番目の筒の外側を拭いて最初の筒にはめ込み、一番細い筒も外側を拭いて中央にはめ込んで、ねじで固定して清掃は終わり。できるだけ窓は開けないようにしていたんだけど、マンションではどうしても外の空気が入って来るからしょうがない。来年の夏に備えて、新しくHEPAフィルター式のを買っておこうかな。

クレオソートを染ませた杭が燃えたニューウェストの桟橋の火事もどうやらほぼ鎮火に近づいているらしい。午前中には桟橋のある方向からしきりに杭打ち機のバンッ、バンッという音が聞こえていたけど、くすぶり続けている杭を地中に叩き込んでしまおうと言う作戦なのかな。何だかもぐら叩きの図を連想させるね。空の上の方が少し青くなって来た午後には、遠くワシントン州のオリンピック半島の山影やサンフアン諸島の島影まで見えるようになった。ということは国境の南でも天気が変わって、オレゴン州での森林火災が収まり始めたのかもしれないな。そうあって欲しいもんだけど、煙の行方ばっかりはほんとに風まかせだからしょうがない。夜には10日間出っ放しだった大気汚染注意報が解除。ああ、やれやれ。

この2、3日、新規の感染者がうなぎ上り的に増えていて、ディックス保健大臣は「レイバーデイの連休の過ごし方がこの数字に反映されているんだ」とおかんむり。特に連休最終の7日の午後をバンクーバーのWreck Beachで過ごした人たちは、コロナ感染者と接触した可能性があるので自分の体調に注意するようにと言う発表もあって、たくさんの人たちが夏の最後の三連休を大勢で集まって遊んだ結果、感染が広がったということだな。このWreck Beachはブリティッシュコロンビア大学を取り巻くビーチのひとつで、北米最大の「着衣は任意」、つまりヌーディストビーチとして昔から有名で、夏は素っ裸の老若男女でにぎわうところ。一糸まとわないのが主義なんだからマスクもしていなかったのかな。大勢集まったもので2mルールを守るのが難しかったのかな。みんなが裸をさらしているビーチでウィルスにさらされたなんて、ジョークにもならないような・・・。