【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

気がつけば “七草粥”

2007-01-07 16:34:40 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
   お正月、三が日もアッと言う間に過ぎ、
  今日は、もう7日。

   今年は、何事もゆっくりと歩を進めようと
  思っていますのに、既にこの有様です。
  今日は、言わずと知れた 『七草粥』 ですね。



   今朝は、東の空には明けの明星、
  そして、振り返った西の空には、
  “有明の月” が、出ていました。

   こんな薔薇色の空で明けましたのに、
  とうとう雪に・・・。

   今朝も、それ程寒いとは思わなかったのですが、
  昨日午後に、いったんやみ、夜に再び降り出した
  雨は、やはり雪を運んで来たようです。

 



   「夏の森もいいけれど、冬の森も素敵だわ。
  真っ白で静かで、まるで美しい夢を見ながら、
  眠っているようだわ。」
      

 


   今日こそ、こんな アン の言葉がピッタリです。
  こんな時こそ、アン気分
  どっぷり浸かろうと思っていましたのに・・・。

   そんな幻想的な雰囲気に浸っている間もなく、
  しばらくすると、太陽が顔を覗かせ、
  いつものように、青空が戻って来ました。

   そうなると現金なもので、お部屋はポカポカ。
  太陽の恵みは、本当に有り難いと思う私です。

   話が逸れました。
  春の七草と言えば、芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、
  繁縷(はこべら)、仏座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)。
  秋の七草が目で楽しむのに対して、春は味わって楽しむとか。

         ~君がため 春の野に出でて 若菜摘む
             我が衣手に 雪は降りつつ     ~光孝天皇

   百人一首で有名なこの句、大切な人のために、
  袖を濡らしながら春の七草を摘む・・
  何と風流で、素敵な風習なのでしょう。






 
【九谷焼】


 



   今日の午後のお茶は、
  こんな和風のカップにしてみました。

   一応、コーヒーカップとして求めたのですが、
  口が広いので、コーヒーが冷めるのが
  早いような気がします。

   そのための蓋付きかとも思うのですが、
  あまり効果はなさそうです。

   特に今日のように冬の寒い季節は、
  よした方がよさそうですね。九谷焼です。

   今丁度、東の空を眺めながらPCを打っています。
  目の前には薔薇色の雲が・・・。

   そしてどこからか、お寺の鐘の音も聞こえて来ます。
  『アンの世界』 なら、さしずめそりの鈴の音でしょうか・・。